5月30日、ドラマ『ソンジェ背負って走れ』の主演俳優ビョン・ウソクのインタビューが行われた。
MZ世代を中心に大ブームを巻き起こした『ソンジェ背負って走れ』。彼は人気の秘訣として「3拍子が揃っていた。脚本家さんの美しい文章があり、撮影現場ではスタッフと一緒に作っていった。照明、撮影監督はミザンセーヌにこだわったし、みんなが各自の位置で頑張ったので良い作品を作ることができた」と分析した。
また、「相手役のキム・ヘユンの真っ直ぐな感情が響いた。その感情をしっかり受け止めるだけでも、ソンジェの気持ちが表現できた。良い感情が出てきたので、作品が売れたのだと思う。僕はソルに対する気持ちを上手く表現したかった。台本に書かれた美しいシーンを最大限に引き出せるように、セリフだけでも上手く表現したいと思った。脚本家さんと監督を信じて頑張ったことしかない」と謙遜した。
『ソンジェ背負って走れ』を語る上で、ビョン・ウソク、キム・ヘユンのケミストリーも欠かせない。
ビョン・ウソクは「キム・ヘユンからあまりにも多くのことを学んだ。キャラクターに対する心とか、現場で人々に接する姿勢とか。すごく尊敬するし、感謝するし、いつも応援したい仲間だ。『君たち、付き合ってるんでしょ?』というコメントがたくさん寄せられた。それだけ僕たちのケミストリーが良かったという意味だし、ドラマにのめり込んでもらったということなので、もっと言われたい」と明るく笑った。
リュ・ソンジェになりきるための、役作りも振り返った。
「ソンジェが特殊な職業群(水泳選手)なので、僕は運動を頑張った。これまでは辛かったら自分と妥協したりしていたが、ソンジェになってからは妥協せずに死ぬ気で運動をした。タンパク質を中心に献立も管理した。パク・テファン選手の現役時代の動画も見て、どんなジェスチャーをするのか、試合前のルーティンは何かを身につけた」
ビョン・ウソクは「今までは身長が高すぎて起用されるのが難しかった。相手役とのケミストリーで僕の身長が邪魔になり得ると思っていたが、今回は運が良かった。今は高身長の俳優も増え、視聴者からも高すぎると言われることなく、自然と受け入れてもらえたようだ」と微笑んだ。
(記事提供=OSEN)
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