ハン・ヒョジュの告白「トンイで知った韓国時代劇の魅力と歴史への関心」

2020年09月04日 スペシャル #女優 #トンイ
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人気女優のハン・ヒョジュが主役を演じたことで、『トンイ』は日本でも大きな注目を集めている。彼女自身は時代劇の魅力をどう感じているのだろうか。

ここで載せている彼女の言葉は、2011年3月に『トンイ』の放送に合わせて行なわれた来日ベントのときに語ったものである。

「時代劇には楽しめる要素がたくさんあります。何よりも、韓国の伝統的な衣装がとても綺麗ですよね。

視聴者の女性の方から“韓服の衣装が素敵で、髪に飾る装飾品も華やか。それだけでも関心が持てます”というお話を聞いたこともあります。

それに、時代劇は、いい人はうまくいって、悪い人はうまくいかないという(教訓的な)話が多いんです。また、毎回いろんな事件が起こりますので、次回はどうなるんだろう、という期待を持たせてくれます」

このように時代劇の魅力を語ったハン・ヒョジュは、『トンイ』が日本で今以上に韓国時代劇を広めてくれることを願っているという。

「みなさんがドラマを通して韓国という国の歴史を知ってくだされば、本当にうれしいです。実際、私は日本に来て、たくさんの方が韓国のドラマや歴史に関心を持っていることを知りました。

みなさんがそれぞれドラマを見て、いろんな分析もしてくれます。どんな時代を背景にしていて、どんなドラマが作られているかということにすごく詳しかったです。

逆に、私は女優として仕事をしているにもかかわらず知らないことが多くて恥ずかしい気持ちになりました。韓国に帰ったらもっと歴史を勉強しなければいけないと思いました」

ドラマ『トンイ』撮影時のハン・ヒョジュ

今でこそ歴史上の人物を演じるハン・ヒョジュだが、学生時代は韓国の歴史に興味を持てなかったという。それは、現在を生きることのほうが重要だったからだという。

「今を楽しむということが学生時代の自分には大切だったのです。もちろん、歴史の時間はありましたが、詰め込み式のような授業で、とても難しく感じてしまいました。でも、今は時代劇に関わるようになって、もっと歴史を知りたいと思っています。今なら好奇心を持って勉強できることでしょう」

『トンイ』を演じることで、ハン・ヒョジュも韓国時代劇の魅力に目覚めたことは間違いなさそうだった。

構成=大地 康

♢ハン・ヒョジュ プロフィール
生年月日:1987年2月22日生まれ
身長:170cm
星座:うお座
デビュー:2005年ドラマ『ノンストップ5』
出身校:東国大学演劇映画科

☆主な出演作
『ノンストップ5』(ドラマ、2005年)
『春のワルツ』(ドラマ、2006年)
『空くらい地くらい』(ドラマ、2007年)
『イルジメ~一枝梅』(ドラマ、2008年)
『華麗なる遺産』(ドラマ、2009年)
『トンイ』(ドラマ、2010年)
『王になった男』(映画、2012年)
『W-二つの世界』(ドラマ、2016年)
『トレッドストーン』(ドラマ、2019年)
『太陽は動かない』(映画、2020年)

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