『愛の不時着』の悪役俳優は実力派で時代劇ドラマの主演も務めていた!!

2020年06月12日 俳優名鑑 #俳優
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日本でも話題のドラマ『愛の不時着』。その関心の多くはヒョンビンとソン・イェジンの主演カップルに注がれているが、個性にあふれ魅力的なキャラクターたちが脇を固めていることも人気の秘密だろう。

劇中では憎たらしいほどに悪人も登場する。

例えば北朝鮮の人民武力部・保衛部所属のチョ・チョルガン少佐だ。さまざまな悪事を働き、何かにつけてリ・ジョンヒョク(ヒョンビン扮)を邪魔者扱いし、ついにはユン・セリ(ソン・イェジン扮)の命を奪おうとする悪役だ。

このチョ・チョルガン少佐を演じたオ・マンソクは、実は若い頃から演技派俳優として高い評価を得てきた実力派だ。

演劇界出身でミュージカルなどでも活躍し、2000年には韓国演劇協会・男性新人演技賞を受賞したほどだ。

『愛の不時着』の悪役オ・マンソクは時代劇では主演も!!

そんな彼が初のドラマ出演した作品が時代劇であったことをご存じだろうか。

オ・マンソク

それは2005年に韓国のテレビ局MBCで放映された『シンドン~高麗中興の功臣~』。

僧侶でありながら高麗(コリョ)の第31代王・恭愍王(コンミンワン)の側近まで上り詰めた実在の人物シンドンの一代記を描いた作品で、オ・マンソクはシンドンの腹心であるウォニョンを演じているのだ。

また、オ・マンソクのドラマ初主演作も時代劇だった。

タイトルは『王と私』。2007年8月から2008年4月まで放映された全63話の大作ドラマだ。

オ・マンソクは「内侍(ネシ)」と呼ばれる宦官・金処善(キム・チョソン)に扮し、宮廷内の激しい権力争いに巻き込まれながら、廃妃尹氏(ペビユンシ)との切ない愛に生きる主人公を演じた。オ・マンソクはこの作品で、2007年SBS演技大賞の連続ドラマ部門・演技賞を受賞している。

その後も『剣士ペク・ドンス』(2011年)などの時代劇ドラマに出演したオ・マンソク。『愛の不時着』とは容姿もキャラクターも異なる(悪人ではない)オ・マンソクの演技を楽しんでみるのも、『愛の不時着』ロスに悩む人々にとっては一興かもしれない。

◇オ・マンソク プロフィール

生年月日:1975年1月30日生まれ
星座:みずがめ座
血液型:B型
身長:175cm
デビュー:1999年
出身校:韓国芸術総合学校・演劇院演技科卒業

☆主な作品
『シンドン~高麗中興の功臣~』(ドラマ、2005年)
『ブドウ畑のあの男』(ドラマ、2006年)
『王と私』(ドラマ、2007年)
『みんなでチャチャチャ』(ドラマ、2009年)
『剣士ペク・ドンス』(ドラマ、2011年)
『乱暴<ワイルド>なロマンス』(ドラマ、2012年)
『愛の不時着』(ドラマ、2019年)

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