『ビッグマウス』、『キング・ザ・ランド』に続き、『暴君のシェフ』まで。女優イム・ユナの特別な力が再び輝きを放っている。
【写真】『暴君のシェフ』ユナの撮影現場での愛らしいオフショットに反響
共演する俳優が誰であろうと、ジャンルが何であろうと、完璧な演技呼吸でケミストリーを生み出す“魔法のような力”で視聴者を魅了している。
“イム・ユナ マジック”はまた証明された。『ビッグマウス』のイ・ジョンソク、『キング・ザ・ランド』のイ・ジュノ、そして『暴君のシェフ』のイ・チェミンまで。誰と共演しても自身が輝くだけでなく、相手俳優も輝かせる“ケミの妖精”としての真価を見せている。
作品のヒットとともに「実際に付き合っているのでは」と噂されるほど息の合った演技を披露してきたイム・ユナは、『暴君のシェフ』でも視聴者の目と耳、そして心まで満たしている。
イム・ユナの“ケミの妖精”としての姿は、共演者たちの言葉を通じても証明されている。
『キング・ザ・ランド』で共演したイ・ジュノは「私たちはどちらも歌手という職業を持っているので、同僚であり友人として安心感があった。しかし撮影現場で俳優として一緒に仕事をするのはまた違う感覚だった。互いの役としてプロフェッショナルに取り組み、良いケミストリーで楽しく撮影できた」と語っている。
特に現在放送中の『暴君のシェフ』で共演するイ・チェミンは、主演俳優の降板という異例の事態の後、わずか1カ月で投入され大きなプレッシャーを抱えて演じる状況だっただけに、イム・ユナの役割は一層重要だった。初の時代劇、そして急な出演という重圧の中でも、イ・チェミンはイム・ユナのおかげで安定感を得て自分の魅力を発揮している。
イ・チェミンは「イ・ホンというキャラクターは私一人で作ったのではない。イム・ユナ先輩も積極的に意見を出してくれて、協力する楽しさを感じた。現場でも多くのフィードバックをいただき、そのおかげで良いキャラクターが生まれたと思う」と感謝を伝えた。
これに対してイム・ユナは「イ・チェミンさんは集中力が非常に高く、イ・ホンとヨン・ジヨンとして脚本やキャラクターについてたくさん話しながらリラックスして撮影できた。衣装を着て登場した瞬間から本当に王のように見え、その発声と集中力の高さは私がヨン・ジヨンに没入するのを助けてくれた」と謙虚に語った。
共演者の状況にまで気を配るのは容易ではない。それでもイム・ユナは、3カ月にわたる料理のレッスンで役に没頭して準備しながら、イ・チェミンが作品に自然に溶け込めるよう気遣った。制作発表会の際にはイ・チェミンだけでなく、オ・ウィシク、チェ・グィファ、ソ・イスクまでもが、口を揃えてイム・ユナの温かさを称賛した。作品の中で皆が輝ける舞台を整える、真の“ケミの妖精”だったのだ。
イム・ユナの卓越した演技呼吸とケミストリーは、単なる偶然ではない。“演技の旨味”で暴君さえも無防備にしてしまう彼女は、自身のキャラクターに完全に没入するだけでなく、共演俳優の魅力や潜在力まで引き出す“器の大きな演技法”を見せている。
それはすなわち、イ・ジョンソクとは真摯な感情演技で、イ・ジュノとは甘いロマンス演技で視聴者を魅了した経験があったからこそ可能なことだ。
自分を輝かせ、相手も輝かせるイム・ユナ。誰と組んでも作品の完成度を高める存在感は、『暴君のシェフ』を通じて再び証明された。“ケミの妖精”イム・ユナの魔法は、今もなお進行中である。
(記事提供=OSEN)
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