女優キム・ナムジュが、更年期について打ち明けた。
7月31日に放送されたバラエティ番組『審美眼の女王キム・ナムジュ』(原題、SBS)では、キム・ナムジュによるリゾートルックの提案や、コストコ購入品の紹介、さらにYouTubeで寄せられた質問への回答が公開された。
ファッショナブルなライフスタイルと、完璧に整えられた自宅で暮らすキム・ナムジュへの関心は、YouTubeチャンネルの開設によって改めて証明された。結婚・出産後の女優につきまとうキャリア中断も、彼女には無縁だった。特に、ドラマ『僕の妻はスーパーウーマン』『棚ぼたのあなた』『Misty』では、華やかな衣装、多彩な演技、そしてヘアメイクに至るまでが話題になった。
番組では、キム・ナムジュがリゾートルックを披露する中で、『Misty』(2018)出演時に着用した衣装も公開。また、ベストとロングパンツを合わせたシンプルなコーディネートも紹介した。彼女は「若い子たちはこれだけでも可愛いじゃない。バカンスルックはラフに着るのがいい。ロングパンツはもっと成熟した世代が着るけど、私は中に半袖を合わせる。私には許されないから」と、少し照れた様子を見せた。
続いてクラシックなワンピースを手に取った彼女は、「これは『Misty』で着た服。一番痩せていた頃で、体重46kgだった」と振り返り、「あの頃は綺麗だったけど、人は年を重ねると雰囲気が変わる。体重は同じでも、印象が違う」と淡々と語った。
さらに透け感のあるショール風トップスを手に取ると、「私はもうビキニは着られない。自分でも見苦しいと思う」と鼻をしかめた。また、「『Misty』でコ・ジュンさんと歩く回想シーンがある。台本では水着と書かれていたけど、もっと似合うものを探して見つけた」と当時を振り返り、「その時の後ろ姿のために食事制限も運動もすごく頑張った」と明かした。
YouTubeには、「『Misty』のキャラクター、コ・ヘランのヘアメイクと衣装を再現してほしい」というリクエストも寄せられた。
これに対しキム・ナムジュは、「コ・ヘランを覚えていてくれる方が多くてありがたい。でもあのヘアメイクはもう似合わない。7年前のことだし、当時の服も雰囲気が出ない。顔も変わった。髪型をしても同じ感じにはならない」ときっぱり。制作陣が「やったらきっと似合うのに」と声をかけると、彼女は「じゃあまあ…」と濁し、近いうちにコ・ヘランのヘアメイクが再び見られるのではという期待を残した。
さらに「更年期を堂々と楽しむ方法は?」という質問には、「私は堂々と立ち向かって克服しているところ。でもホルモン剤を処方して服用すると楽になるそう。ある人は一生続けるらしい。私は無気力症状として現れたけれど、今それを乗り越えている途中」と淡々と語り、応援の声が相次いだ。
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