『愛の不時着』『哲仁王后～俺がクイーン!?』『海街チャチャチャ』などで知られる女優チャ・チョンファが、妊娠をきっかけに出演予定だった3作品を降板していたことを明かした。
6月16日、女優キム・ジョンナン（53）のYouTubeチャンネルには、『愛の不時着』で共演したキム・ソニョン（49）、チャ・チョンファ（45）、チャン・ソヨン（45）を自宅に招いた映像が公開された。
久しぶりに集まった4人は、『愛の不時着』の時の思い出を振り返りながら、キム・ジョンナンの手料理を満喫。
食事後、庭でデザートを食べながら近況などを話し合うなか、チャ・チョンファが妊娠による“気づき”を語った。
チャ・チョンファは「妊娠が分かってから、出演する予定だった3つの作品すべてを降板した。しかも悪役で、『ついに悪役だ、やった！』と喜んでいた。でも妊娠経験がなかったから、体がどう変化するか分からず、自分ならできると思い込んでいた」と打ち明けた。
妊娠した状態でも「できます！」とやる気を見せたが、現場はパニック状態になったという。
「アクションシーンや水中シーンをどう変えるかなど、いろんなことが問題になってしまって。結果的にすべて降板することになり、悔しさもあった」
話を聞いていたキム・ソニョンが「その役、私にくれればよかったのに…」と冗談を飛ばすと、チャ・チョンファは「それは私の役じゃなかったんでしょうね」と微笑んだ。
衣装のフィッティングまで済ませていたこともあり、降板時には涙があふれたという。だが、母親の言葉が心を支えた。
「母から、『あなたはいま人生で一番尊い作品を身ごもっているのに、なぜそんなことで落ち込むの。ドラマはいつだって戻ってくるのに。今できないのなら、それはあなたのものじゃなかっただけ』言われて、本当に救われた」
その後は母となる準備に集中し、胎教に励んだという。
「それまでは人生の中心が演技だったけれど、今は自分以外の存在が何よりも大切になった。だからこそ、今は演技の練習ができる時間を本当に大切にしている」
チャ・チョンファは2023年、年下の実業家と結婚。そのわずか3カ月後に妊娠を発表し、2024年に第一子を出産した。
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