ソ・イェジが『SNL KOREA』に出演し、これまでに浮上していた学歴詐称疑惑やガスライティング論争について、正面から立ち向かった。その後、彼女は意味深なコメントを残して注目を集めている。
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ソ・イェジは、自身のSNSに「何でもないふりをしても、何でもしていいわけじゃない」という一文が書かれた書籍の写真を掲載し、自身の内面を間接的に表現した。
4月12日放送のCoupang Play『SNL KOREA』に登場したソ・イェジは、番組の冒頭から自らの論争に触れた。
司会のシン・ドンヨプが「一生懸命やる」と語ったソ・イェジに対して「具体的にどう一生懸命やるつもりか?」と尋ねると、彼女は「『SNL KOREA』のクルー全員をガスライティング(他人の現実認識や記憶、判断力に対して、意図的に疑問を抱かせるよう仕向け、心理的に支配・操作しようとする行為)して、面白くしてみせる」と返答し、笑いを誘った。
シン・ドンヨプは「そうだ、ソ・イェジの趣味はガスライティングだ」と冗談を飛ばし、クルーたちも「ガスライティングされたい」と手を挙げる場面でスタジオは爆笑に包まれた。
また、キム・スヒョンとの二股説にも言及。AIアシスタントに扮した“ソ・イェGPT」のコーナーでは、彼女が中低音の魅力的な声で現れ、出演者のキム・ウォンフンをサポート。
陰口を言われても反論できず黙っている彼に対し、ソ・イェジは「本当に恥ずかしいのは、黙って座って陰口を叩かれること。どれほど悔しいか、私もたくさん経験したからわかる」と語り、重みのある言葉を残したのである。
さらに“イヴ美容室”のコントでは、魅惑的な美容師に扮し、色っぽい視線と仕草、スキンシップと“フラッティング(魅了する仕草)”でキム・ミンギョの心を奪い、ボリュームマジックパーマまで施した。
その後キム・ウォンフンのヘアスタイリングに挑んだ際には、意味深なタッチで彼を満足させた。彼の首をマッサージしながら「ずいぶん固くなってますね」と言うと、キム・ウォンフンが「本当にカチカチだよ」と返し、過去に話題となった“キム・カチカチ事件”に言及。
ソ・イェジは一瞬表情を固くしたが、すぐに「いや、しっかりしてるってことよ」と言い直し、笑いを誘った。
番組内では、彼女を巡る学歴詐称や嘘に関する噂を風刺したようなコーナーも登場。シン・ドンヨプの恋人役として登場したソ・イェジは最初、純粋な女性を装っていたが、すぐに低音の声に切り替え「純粋な女性が好みだって言うから、演じてみただけ。全部わかってて、あえて嘘をついた」と明かした。
すべてのコーナーを終えたあと、ソ・イェジは「どんな授賞式で流す涙よりも、心の奥底から湧き上がる涙のようだった。クルーたちと一緒に、内面の深いところから笑えた時間だった。こんな夜遅くまで見に来てくれて本当に感謝している。今日という日を一生忘れないと思う」と感想を語ったのだった。
これまでの論争を自らの言葉とユーモアで包み込むように語ったソ・イェジ。笑いを交えながらも、その裏にある葛藤と痛みを垣間見せた彼女の「何でもないふりをしても、何でもしていいわけじゃない」という言葉が、静かな余韻とともに心に残る。
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