今年はパク・ボゴムが主演するドラマを立て続けに見ることができる。これは、新春にふさわしい朗報だ。彼は2020年の『青春の記録』以来ドラマの出演がなかった。それは兵役に就いていたことが関係している。兵役によって彼の芸能活動は中断を余儀なくされたのだ。
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とはいえ、最近の傾向として、人気男優は除隊後すぐに主演作を撮影して放送することが多かったのだが、パク・ボゴムはそうではなかった。彼は慎重に次回作を決めた後、時間をかけて撮影に臨んでいた。
その結果、5年間の空白を経てしまったが、ついに新作ドラマに取り組んだ努力が今年放送される2つのドラマに結実した。
まずは『本当にお疲れさまでした』（原題）である。一番の話題はなんと言ってもIUとの共演だ。パク・ボゴム&IUという最強コンビがドラマで見られるというのは本当に嬉しいことだ。
このドラマは1950年代の済州島(チェジド)が舞台になっている。パク・ボゴムが演じるグァンシクの波乱万丈の人生が描かれる予定で、IUが演じるエスンが頼もしいヒロインとなっている。
済州島が舞台であるだけに美しい海の風景もふんだんに映像として登場することだろう。とても郷土色の強いノスタルジックな作品になると思われる。
もう1つは『グッドボーイ』（原題）である。
このドラマは、ボクシング選手としてオリンピックで英雄になったユン・ドンジュが特別採用で警察官となり、持ち前のバイタリティで奮闘していく様子が描かれる。
ボクシング界で強靭な体力を誇った彼が、不正がはびこる世の中でどれほど正義の闘いができるのか。ドラマではアクションシーンもたくさん登場する。パク・ボゴムもハードな撮影に臨み、最善を尽くしている。警察官を演じるパク・ボゴムの勇壮な姿を見られる、という意味でも本当に楽しみだ。
『本当にお疲れさまでした』と『グッドボーイ』。2つのドラマによって2025年のパク・ボゴムは、輝かしい1年を迎えることになるだろう。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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