テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『善徳女王』は、イ・ヨウォンが主人公の善徳女王となるトンマンを演じている時代劇だ。9月6日に放送された第4話では、トンマンが双子の1人であることに気づいたチルスク(アン・ギルガン扮)に命を狙われながらも必死で逃げる様子が描かれていた。そのトンマンの少女時代を演じているのは、ナム・ジヒョンだ。
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この時代劇で、トンマンの双子の姉であるチョンミョンの少女時代を務めているのがシン・セギョンだ。
彼女は、これまでに『根の深い木-世宗大王の誓い-』ではャン・ヒョク演じるカン・チェユンの幼馴染であるソイという女官に扮し、『六龍が飛ぶ』では俳優のピョン・ヨハンが演じたタンセの妹のプニという女性として登場する。
そして、『新米史官ク・ヘリョン』では好奇心旺盛で本が大好きな両班の令嬢のク・ヘリョンに扮し、見事に主演を務めた。
一方の現代劇では、『匂いを見る少女』で劇団員のオ・チョリムに扮し、『ハベクの新婦』で精神科クリニック院長ユン・ソアを演じた。
そんなシン・セギョンの出演作の中で、特に注目したいのが『魅惑の人』である。
同作はNetflixで配信されているドラマで、架空の朝鮮王朝を舞台に王権と政治的権力をめぐる争いに直面した王と、復讐(ふくしゅう)という秘めた目的のために王を惑わそうとするも逆に魅了されてしまう女の物語を描いた時代劇だ。
王のイ・イン(チナン大君)を演じているチョ・ジョンソクと共演したシン・セギョンは、本作でセジャク(スパイ)をしている賭碁師のカン・ヒス(カン・モンウ)に扮している。
彼女は、チョ・ジョンソクだけでなく、兵曹判書(ピョンジョパンソ)の息子キム・ミョンハを演じたイ・シニョン、イ・イン付きのトン尚宮(サングン)を務めたパク・イェヨン、カン・ヒスの父親でイ・インの師カン・ハンスンに扮したソン・ヒョンジュと一緒に最高の演技を見せた。
女優として多くのキャラクター演じて経験を積んできたシン・セギョン。彼女はこれからも自身の演技でファンを楽しませてくれるだろう。
文=大地 康
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