【『チャングム』の憎まれ役】キョン・ミリが演じるチェ尚宮はどこまで恐ろしいのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『宮廷女官チャングムの誓い』で、チャングム(イ・ヨンエ)やハン尚宮(ヤン・ミギョン)に対抗するように悪役に徹しているのが、キョン・ミリが扮するチェ尚宮だ。

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チェ一族というのはもともと水刺間(スラッカン)で活躍してきた名門で、多くの最高(チェゴ)尚宮を輩出してきた。その伝統を守るために、チェ尚宮はどんな手を使ってでも最高尚宮になるために暗躍した。

しかし、ハン尚宮との最高尚宮争いに敗れてしまい、一族の伝統を守れなかった。こうなると、さらなる陰謀を巡らせてハン尚宮の失脚を狙ってくる。そこまで執念深い女性なのだ。

とはいえ、チェ尚宮も料理の腕前は一流で、最高尚宮にふさわしい力量を持っている。しかし、心が伴っていない。料理は本来、食べる人の身体を考えて最高のもてなしで作るものなのだ。

しかし、チェ尚宮は自分の欲望のために料理を作っている。つまり、心が伴っていない料理を出している。結局、最高尚宮になるには心の問題で失格だったのだ。

チャングムの誓い
チェ尚宮とクミョン(写真=2003-2004 MBC)

チャングムとハン尚宮に迫る魔の手

また、チェ一族の一員であるクミョン(ホン・リナ)は、チャングムに負けないくらいの料理の腕前を持っている。しかも、もともとは悪い人間ではなかった。子供のときは心が優しい女性だったのだ。しかし、彼女が慕っているミン・ジョンホ(チ・ジニ)がチャングムに心を移していることを知ってしまい、クミョンは考え方を一新させた。

「もう自分には料理しかなかった。何がなんでもチャングムに勝ちたい」

そういう気持ちが強すぎて、チェ尚宮の手先になってしまった。

最高尚宮の争いで負けてしまったチェ尚宮とクミョン……このままで済ませるはずがない。きっと、さらなる悪事をどんどん働いてくるだろう。それに対して、チャングムとハン尚宮はどのようにして恐ろしい魔の手から逃れることができるだろうか。『宮廷女官チャングムの誓い』も、まったく予断を許さない展開になってきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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