「第28回富川国際ファンタスティック映画祭」(BIFAN)の俳優特別展の主人公に選定された女優ソン・イェジンが、7月5日に行われた記者会見およびレッドカーペットに出席した。
20年以上女優として活動し続け、今や韓国を代表する女優として位置付けられたソン・イェジン。
彼女は「全盛期といえば外見のことをよく言うけれど、20代前半に出演した『ラブストーリー』や『私の頭の中の消しゴム』の頃は、初々しくて可愛かったと思う。でもその時は自分が可愛いとは思わずに過ぎてしまった」口を切った。
「メディアを通じて自分の昔の姿を見ると、その時こんな表情や姿をしていたんだと気づかされる。今はその時の輝きや若々しさを再現することはできない。その時の可愛さを楽しめなかったことは残念だが、もっと重要なのは美しく歳を重ねたいということだ。20代の全盛期は、永遠に続くものではない。その時を楽しみ、歳を重ねた自分の姿に責任を持てるようになな顔になりたい。難しいけれど、それが目標になった」
現在、母であり妻でもあるソン・イェジンは、「結婚と出産後の生活は、ご存じのように別世界だ」と話した。
「子どもを産み、2年近く育児をしながら最も幸せなのは、日常の大切さを知ったことだ。それまでは仕事がすべてで、その中で奮闘していた。自分と仕事を分けられなかったけれど、今は子どもが離乳食をよく食べてくれるだけで本当に幸せだ。1日を無事に終えたと感じる。そういう幸せを感じるようになり、価値観も変わった。育児は大変だけれど、別の世界の幸せを感じている」
ソン・イェジンが「俳優特別展」の主人公に選定された「第28回富川国際ファンタスティック映画祭」は、7月4日から14日まで開催される。
(記事提供=OSEN)
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