いつも情熱的に継続して主演作に挑むチ・チャンウク。彼は、まさに多彩な役柄を演じることで活路を広げてきた俳優である。現在はNetflixで配信中の『サムダルリへようこそ』で、生き生きとした演技を見せており、共演するシン・ヘソンと共に視聴者を大いに魅了している。
【関連】チ・チャンウクは強かった…『最悪の悪』から『サムダルリへようこそ』まで2連続ヒットに大成功！
そんなチ・チャンウクのドラマを最初に見たのは、彼の出世作の『ソル薬局の息子たち』であった。このメガヒットドラマで、チ・チャンウクは新人ながら兄弟の中の頼りない末っ子を見事に演じて人気作を盛り上げた。
その後の活躍は本当にめざましかった。『笑ってトンへ』『ペク・ドンス』『僕らのイケメン青果店』『蒼のピアニスト』といった作品で、主役クラスの俳優へと確実に成長した。彼の若々しくて情熱的な演技は常に視聴者の心を捉えて放さなかった。
2013年4月、彼が来日した際に取材する機会があった。彼は『ペク・ドンス』での演技についてこう語った。
「朝鮮王朝最強の武人だったペク・ドンスは実際に生きた歴史人物なので、どう表現するかが難しかったです」
このように率直に語ったチ・チャンウク。彼の真摯な姿勢に深い好感を持った。
その後も、チ・チャンウクは『奇皇后』や『ヒーラー』などの作品で、演じるキャラクターに全力を注ぎ、大成功を収めた。兵役による空白期間があったが、除隊後も彼の活躍は続き、『コンビニのセッピョル』でキム・ユジョンと共演し、楽しい演技を披露してくれた。
2021年にはNetflixオリジナル『アンナラスマナラ』で、不思議な魔術師として新たな挑戦をしている。彼は作品ごとに新しいキャラクターに挑み、『アンナラスマナラ』ではミステリアスな役柄に挑んだ。このドラマはミュージカル仕立ての部分もあって、チ・チャンウクは歌と踊りもこなして、多彩な才能を見せていた。
このように、チ・チャンウクはその才能と情熱で、韓国芸能界において輝かしい足跡を残している。彼のユニークな役柄への挑戦と成長は、今後も多くの人々をドラマの世界に導いてくれるだろう。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
■【関連】チ・チャンウク主演の新ドラマ『サムダルリへようこそ』、「見るしかない」3つのワケ
前へ
次へ
.jpg)
