【『コッソンビ』の暴君が復活】王座をめぐる争いが最終局面を迎えていく

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NHK・BSプレミアムで放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は10月22日のオンエアで第17話となる。全18話の中で残りは二つとなった。

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物語は緊迫した場面の連続だ。重体となっていた国王イ・チャン(ヒョヌ)が生き返ったことで、カン・サン(リョウン)が新しい国王として即位する予定はすべて霧散してしまった。

重大なピンチに陥ったのがチョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)だ。彼の母親は妓楼の主人である行首(ペンス)だったのだが、彼女はチョン・ユハの身代わりになる形で命を落としてしまった。息子としても痛恨の場面であった。

そのうえチョン・ユハは、悪役チャン・テファ(オ・マンソク)の魔の手からカン・サンを逃すために、あえて「廃された世孫」のイ・ソルに成り代わった。こうしてチョン・ユハは「囚われの身」になってしまった。

イ・ソルの「番人」であったキム・シヨル(カン・フン)も窮地に陥っていた。愛していたユン・ホンジュ(チョ・ヘジュ)は「二花院の女主人」ユン・ダノ(シン・イェウン)の姉なのだが、実は自分が殺してしまったチャン・テファの息子の婚約者だったのだ。この事実を知ってキム・シヨルはあえて遠くに旅立ったのだが、結局はカン・サンを助けるために再び戻ってきた。

画像=SBS

王座の行方

しかし、ユン・ホンジュにすべてを知られて糾弾を受ける羽目となってしまう。それは、死ぬほど辛いことであった。その修羅場にも彼は耐えていかなければならない。

いずれにしても、暴君イ・チャンは生き返ったことでさらに残忍になっていく。その配下になっているチャン・テファも同様だ。この2人の狡猾な手口にカン・サンはどう対抗していくのか。クライマックスに向けて王座の行方が本当にわからなくなってきた。

〔役名(出演者)〕
ユン・ダノ(シン・イェウン)
カン・サン(リョウン)
キム・シヨル(カン・フン)
チャン・テファ(オ・マンソク)
国王イ・チャン(ヒョヌ)
ユン・ホンジュ(チョ・ヘジュ)

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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