2PMジュノ切ないロマンスで涙腺を刺激した王様から、笑いとときめきを与える“ラブコメキング”に生まれ変わった。
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6月17日から放送中のJTBCドラマ『キング・ザ・ランド』(Netflixで配信中)で1年6カ月ぶりに復帰したジュノ。同時期にアイドル時代を過ごした少女時代ユナとの共演で、新しい姿を見せている。繊細で上手く整えられたジュノの演技が、ドラマをさらに魅力的にしている。
『キング・ザ・ランド』は、従来の“財閥ラブコメ”と大きく変わらない作品だ。
傷だらけで気難しい男性主人公と彼を癒してくれる明るいヒロインのロマンスのため、ストーリー面でもそれほど新鮮ではない。さらに、クラシックな“お決まり”が度々入ることで、ややもすればありきたりな物語になる危険もあった。
しかし、「知っている味が最高」と俳優たちが自信を見せた分、『キング・ザ・ランド』は知っていても面白いドラマの誕生を予感させた。ジュノが演じる男性主人公ク・ウォンが、ジュノによって特別な魅力を放つからだ。
ク・ウォンは従来の財閥主人公と大きく変わらない。幼い頃や家族に対する傷を抱えていて、満たされない何かで欠乏を感じる人物だ。しかし、明るいヒロインに出会い、恋に気づいて救われる。
新しさはないと感じられるが、ジュノの演技が加わることでキャラクターは魅力的になった。ジュノはク・ウォンの傷を繊細に表現し、チョン・サラン(演者ユナ)とのロマンスを甘く描いた。
片思いを始めたことで可愛らしい姿を見せる一方、まるで“白馬の王子様”のように悲しむサランの前に現れ、慰めたりした。ジュノは緩急自在な演技でク・ウォンの心境の変化を細かく描きながら、ユナとのケミストリーでシナジー効果を発揮した。
ク・ウォンがスリーピースのスーツを着ることから、スタイル管理にも格別に努力したというジュノ。王道ラブコメのために演技からビジュアルまでしっかりと準備した彼だからこそ、信頼と確信が抱ける。
(記事提供=OSEN)
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