『イ・サン』のイ・チャンフン!あらゆる役をこなす演技派俳優

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時代劇『イ・サン』において時代劇『イ・サン』において思悼世子(サドセジャ)は序盤だけに登場する。ドラマの冒頭で思悼世子が米びつに閉じ込められているというシーンは衝撃的であった。彼は飲み水や食べ物も与えられず、ただ米びつの中で死を待つだけだった。

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10歳の息子イ・サンが父に食べ物を届けようとしても思悼世子は受け取らず、その代わりに「必ず名君になるのだ」という遺言を残したのである。その末に思悼世子は餓死してしまった。『イ・サン』では思悼世子の出番が第2話までだったのだが、その後も回想シーンなどでよく登場する。それだけ重要なのだ。

結局、思悼世子は老論派の陰謀によって英祖(ヨンジョ)から誤解されて餓死するに至ったのだが、イ・サンは父のことを本当に慕っていて、父の無念を晴らそうと一生懸命に奮闘した。その心情を表すためにも思悼世子の回想シーンは不可欠だった。そんな思悼世子を演じたのはイ・チャンフンだ。彼は韓国ドラマで印象的な役を演じてきた人気俳優である。

『英雄神話』でチャン・ドンゴン扮するキム家の二男キム・テウの兄であるキム・インウ役で注目されたイ・チャンフン。

彼は、『イ・サン』の前に『百万本のバラ』『美しいあなた』『薯童謡(ソドンヨ)』など多くのドラマに出演している。

『イ・サン』で思悼世子を演じたイ・チャンフン

安定の演技で注目の俳優

『百万本のバラ』は、ミンジェの義弟でジョイランドマーケティング営業部のオ・ヒョンギュ、ヒョンギュの恋人でジョイランド社員のパク・ヘランなどが出演しているドラマだ。

その中で、イ・チャンフンはジョイランド戦略企画チームチーフのカン・ミンジェ役で演技を披露していた。

『美しいあなた』は、イ・ボヨンがブックデザイナーのユ・イニョン、キム・スンスがイニョンの小学校の同級生のキム・ギジュンを演じている作品で、イ・チャンフンは出版社専務チョン・ジェミン役で出演していた。

『薯童謡(ソドンヨ)』は、チョ・ヒョンジェが百済の王子で百済27代王・威徳王(ウィドクワン)の四男ソドン、イ・ボヨンが新羅国王の三女ソンファを演じる中で、イ・チャンフンは百済の技術博士モンナス役を務めていた。

『イ・サン』でも思悼世子を演じて評価の高い演技を見せたイ・チャンフン。現代劇を中心に活躍する彼は本当にすばらしい俳優だ。

文=大地 康

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