『財閥家の末息子~Reborn Rich~』の続編が見られるだろうか。話題性と視聴率は爆発的だったが、今でも取り上げられる「竜頭蛇尾」の結末のため、視聴者からは賛否が分かれている。
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6月1日、某メディアは『財閥家の末息子』の続編の制作が進んでいると報じた。
報道によると、続編は劇中のスンヤングループの創業者であるチン・ヤンチョル会長の過去を描くプリクエル(前日譚)となる。
このメディアはベンチャー投資業界の話を借りて、視覚特殊効果会社が『財閥家の末息子』の続編を事前制作するために何人かの投資家および制作関係者らと接触していると明かした。原作とは違った結末で議論を呼んだ演出家および作家陣は変更になる可能性が高いと説明した。
続編に関する記事はかなり具体的だったが、まもなくして削除された。ただ、記事の内容は多数のネットコミュニティに広がっており、多くのネット民がニュースに触れている。
『財閥家の末息子』は、財閥グループの会長を補佐していた秘書のユン・ヒョヌ(演者ソン・ジュンギ)が、財閥家の末息子チン・ドジュン(演者ソン・ジュンギ)に生まれ変わって2回目の人生を生きる“人生リセット”ファンタジー物語だ。
週3回放送という破格の編成で勝負に出た同作は、最終回の視聴率が自己最高の26.9%(ニールセンコリア調べ)を打ち立て、ヒット作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の記録を超えた。
しかし、結末をめぐっては賛否両論が巻き起こった。原作とは違う結末だったため、原作ファンはもちろん、視聴者の苦情が殺到したのだ。「竜頭蛇尾」という指摘と共に、「財閥家の末息子」ではなく「クッパ屋の長男」と皮肉る声も上がった。
ドラマの放送終了から6カ月が経った今も、視聴者の怒りは冷めやらない。
現在連載中の『財閥家の末息子』ウェブ漫画には、漫画とドラマを比較しながら憤慨するコメントが簡単に見られる。そのため、ドラマの続編制作のニュースに対してもチン・ヤンチョルの過去が見たいと歓迎する声と同時に、原作にない内容でまた竜頭蛇尾を作るのではないかと懸念する声も上がっている。
それを受け、ドラマ『財閥家の末息子』の制作会社SLL側は「多くの方が関心を寄せてくださる分、さまざまな方法について悩んでいるが、まだ具体的な議論は進んでいない」と慎重な態度を見せた。
(記事提供=OSEN)
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