パク・ソダムはドラマよりも多くの映画に出演して注目を集めている女優だ。その中でも一番注目すべき作品が『パラサイト 半地下の家族』である。
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『パラサイト 半地下の家族』は2019年に韓国で公開されて大きな話題となった映画で、全員が失業中のため半地下の住宅で貧しい暮らしをするキム一家の物語を描いている。
本作には、キム一家の大黒柱キム・ギテク役のソン・ガンホ、元ハンマー投げメダリストでギテクの妻キム・チュンスク役チャン・ヘジン、キム一家の長男キム・ギウ役のチェ・ウシクなどが出演しており、パク・ソダムはキム一家の長女キム・ギジュンを演じていた。
この『パラサイト 半地下の家族』で世界的に知られるほど知名度を高めたパク・ソダムは他にどんな映画に出演しているのだろうか。
最初に紹介するのは、2013年に短編映画でデビューした彼女が注目を集めるきっかけとなった2015年に韓国で公開された映画『プリースト 悪魔を葬る者』である。
悪魔祓いをテーマとしたこの作品で、パク・ソダムはひき逃げ事故にあった直後から不可解な症状に見舞われた女子高生のヨンシン役を務め、キム・ユンソクやカン・ドンウォンと共演した。
パク・ソダムが出演する映画の現代劇が中心となっているが、時代劇では『王の運命-歴史を変えた八日間-』に出演している。
本作では、ソン・ガンホが朝鮮王朝21代王・英祖(ヨンジョ)を演じ、英祖の息子の思悼世子(サドセジャ)をユ・アインが務めていた。
他にも、思悼世子の正室の恵敬宮(ヘギョングン)をムン・グニョン、英祖の継母の仁元王后をキム・ヘスク、22代王・正祖(チョンジョ)ことイ・サンを特別出演のソ・ジソブ、王になる前の世孫(セソン)のころをイ・ヒョジェが務めている。
そんな豪華メンバーが集まった『王の運命-歴史を変えた八日間-』で、パク・ソダムは女官役で登場していた。
そのパク・ソダムが2023年1月に公開される予定の映画『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』に出演する。いったいどんなキャラクターを演じるのかがとても興味深い。
文=大地 康
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