俳優のソン・スンホンと言えば、『秋の童話』『エデンの東』『マイ・プリンセス』を始め、『Dr.JIN』『師任堂、色の日記』と言った数々のドラマですばらしい演技を披露してきた俳優だ。
そんな彼が主演を務めた『ボイス4:審判の時間』は、2021年6月18日から7月31日まで韓国で放送されていたドラマだ。
2017年に初放送されてから日本やタイでリメイクされ、4シーズン目に突入した『ボイス』。シーズン1ではチャン・ヒョク、シーズン2と3ではイ・ジヌが主演を務めた。
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そして、この『ボイス』のシーズン4で主演を務めたソン・スンホン。彼が演じたのは、オリンピック警察署のギャング担当チーム長のデリック・チョという人物だ。
この作品のオファーをもらったとき、嬉しさと同時に不安もあったというソン・スンホン。
なぜなら、『ボイス』は韓国を代表するシーリズ物のドラマで、撮影がスタートしたときからずっとプレッシャーを感じていた彼は、共演者たちに受け入れてもらえないのではないかと、最初はまるで転校生のような気持ちだったという。
それでもソン・スンホンは、台本に書かれたストーリーがとても面白く、シーズン1で主演を務めたチャン・ヒョク、シーズン2と3で主演を務めたイ・ジヌと違った姿を見せたいと思って出演を決めた。
そのようにプレッシャーや不安により、いろいろと考えていたソン・スンホンだが、他の出演者には温かく迎えられたそうだ。
彼は、『ボイス4』の撮影の中で肉体的に一番大変だったのはアクションだったと語る。確かに、これまでにソン・スンホンがこれまでに出演したどのドラマよりもアクションシーンが多かったように感じた。
以上のように、大変な思いをしながらも撮影を最後までやりきったソン・スンホンにとって、一番印象に残っているのは、山奥で犬に追いかけられるシーンで、その撮影方法は本物の犬を使って行なわれた。
その撮影には相当時間がかかったようで、大変だったことから記憶に残っているようだ。
ソン・スンホンは次はどんなキャラクターに扮するのか。また彼の演技を見るのが楽しみだ。
文=大地 康
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