テレビ東京の韓流プレミアで放送されているユ・スンホ主演の『仮面の王 イ・ソン』。このドラマで、ヒロインのカウンを演じているのが女優のキム・ソヒョンだ。
子役時代から活躍しており、『太陽を抱く月』や『屋根部屋のプリンス』などのヒット作に出演していた彼女は、その後も数々のドラマに出演して人気女優へと成長を遂げた。
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この時代劇が放送された2017年当時、キム・ソヒョンは18歳だった。
彼女はカウンという女性に、朝鮮王朝では珍しく自由を夢見る聡明な少女という印象を持ち、決断力があって言いたいこともはっきり言えて、困っている人を見過ごせないキャラクターに魅力を感じていた。
それがしっかりとドラマの中で表現されており、とてもすばらしい演技を披露している。
そんなキム・ソヒョンは、自身が演じるカウンを積極的な女性ではなく、慎ましく恥ずかし気に振る舞う女性として演じたという。
さらに、このドラマには愛の要素も盛り込まれており、キム・ソヒョンはカウンの恋の気持ちをもう少しはっきり見せたかったようだが、その恋心を隠すように控えめに演じている。
そういったカウンという女性を理解するために、撮影中は何度も監督のノ・ドチョルに質問し続けた。
その結果、序盤の少女時代のカウンの演技で、度胸のある強い心を持った女の子を表現することに力を入れたという。
ドラマの中で、しっかりキャラクターの特徴を見つけて表現をするキム・ソヒョン。世子イ・ソン役のユ・スンホやカウンの幼馴染であるイソン役のエル(キム・ミョンス)など、多くの出演者たちと見事な演技を見せている。
最初から面白いストーリーに彩られた『仮面の王 イ・ソン』。作品に登場する多彩なキャラクターもとても魅力的だ。
今後、物語がどう展開されていくのかがとても楽しみだ。
文=大地 康
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