俳優ナムグン・ミンが、過去に台本の読み合わせ後に降板を告げられたという苦い思い出を明かした。
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6月17日に放送されたSBSのバラエティ番組『暇さえあれば』(原題)には、ドラマ『私たちの映画』の主演俳優ナムグン・ミン、チョン・ヨビン、イ・ソルがゲスト出演。MCのユ・ジェソク、ユ・ヨンソクと一緒に汝矣島(ヨイド)で特別な時間を過ごした。
ランチを食べる時は、ナムグン・ミンが無名時代のエピソードを語る場面もあった。
彼は「テレビ局でよく怒られた記憶がよみがえる」と語り、かつての苦労を振り返った。
ユ・ジェソクが「当時の監督たちは本当に怖かったよね。ミンも長い間苦労したじゃない」と共感を示すと、ナムグン・ミンは「僕、以前に台本読み合わせをした後に降板させられたこともあるんです」と告白し、周囲を驚かせた。
彼は「読み合わせも終え、キャスト全員で食事までしたのに、なぜか僕だけが降板を告げられたんです。後日、残った人たちがテレビに出ているのを見ると、胸が痛かった」と当時を淡々と振り返った。そして「いまも授賞式で昔から一緒に頑張ってきた人たちを見ると、『君も生き残ったんだな』と思って、自然と心が通うんです」と語ると、ユ・ジェソクも「つらい時代を一緒に乗り越えたからこそ、同志のような気持ちになる」と強い共感を示した。
また、ユ・ヨンソクも新人時代のオーディションにまつわるエピソードを披露。
彼は「僕も汝矣島でよくオーディションを受けていました」と話し始め、「オーディションの後、落ち込んだ気持ちを癒やしてくれたのがこの道だった」と思い出を語った。
「オーディションが終わって気分が沈んでいると、マネージャーが『ここ行く?』って誘ってくれて。それがささやかな幸せで、支えになっていました」と、当時の感傷をにじませた。
今やトップ俳優として活躍するナムグン・ミンとユ・ヨンソクだが、苦難を乗り越えてきた彼らだからこそ語れる、リアルで温かみのあるトークが視聴者の胸を打った。
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