tvNの新ドラマ『いつかは賢くなる研修医生活』(原題)が、2025年の夏シーズンの放送に向けて準備を進めている。これまで2度にわたり放送が見送られてきた作品のため、関心が寄せられている。
12月13日、韓国メディア『OSEN』の取材によると、『いつかは賢くなる研修医生活』は来年夏の放送を予定しているという。OTTとの契約や違約金の問題が絡んでおり、これ以上は延期できないという判断がなされたとされる。
本来は2024年の上半期に『涙の女王』の後続作として放送が予定されていたが、医療ストライキの影響で見送りとなった。そして放送時期を下半期に調整するも、長引く医療ストライキによりまた見送りとなっている。
『いつかは賢くなる研修医生活』は、ヒット作『賢い医師生活』のスピンオフ作として期待を集めていた。
しかし、政府の医学部定員増加政策に反発した医者たちが集団で辞表を提出し、医療界のストライキが長期化。この事態を受け、医療ドラマの制作および放送は全面的に止まっている。
医者たちの献身を描いた作品に対する世間の拒否感が広がり、医者を美化する恐れがあるという批判もあるため、放送延期は避けられなかったのだ。
最近、tvNが公開した2025年のラインナップにも『いつかは賢くなる研修医生活』は含まれておらず、ドラマファンの心配の声が上がったが、これに対してtvN側は「一部の作品を公開しただけであり、すべての放送が確定しているわけではない」と説明している。
『いつかは賢くなる研修医生活』は、『賢い』シリーズを手がけたシン・ウォンホ監督、脚本家イ・ウジョンがクリエイターとして参加した。台本の執筆は『賢い医師生活』『応答せよ1988』の助手作家だったキム・ソンヒ、演出は『不慣れな季節に会おう』のイ・ミンス監督が担当。
コ・ユンジョン、シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジ、チョン・ジュノンらが産婦人科研修医役で出演し、ユルジェ本院から鐘路(チョンノ)にあるユルジェ病院に舞台を移し、産婦人科研修医たちのリアルな病院生活を描く。
(記事提供=OSEN)
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