“パク・ソジュンの初恋”として注目を集めるウォン・ジアンは、新たな「初恋のアイコン」となり得るだろうか。
【写真】“リアル彼氏感” パク・ソジュンに好評続出!「初恋描写にキュン」
ウォン・ジアンはPrime Videoで日本配信中のドラマ『明日はきっと』で、弱い本心を隠すために強がって生きるソ・ジウ役を演じ、ギャップのある魅力で視聴者の心を掴んでいる。
ジウは「ジャリム・アパレル」会長の次女として何不自由ない環境で育ったように見えるが、実は婚外子という秘密を抱える人物だ。母(演者ナム・ギエ)の冷ややかな視線の中で孤独に育ったジウは、ある日友人の学校を訪れた際に出会ったイ・キョンド(演者パク・ソジュン)と深く関わるようになり、彼を通して“愛がもたらす感情”を一つずつ学んでいく。
キョンドは孤独な人生に温もりを与えてくれた唯一の存在だっただけに、キョンドの一言一言に大きく心を揺さぶられるジウ。
ジャリム・アパレル会長の娘であることが偶然知られてしまった後、彼に嘘をついていたことを涙ながらに謝り、愛するがゆえにすべてを与えようとした自分のやり方が、かえって相手を傷つけてしまったと気づき後悔するなど、複雑な感情が胸の中で渦巻いた。
さらに、長い時を経て再会した後も、ジウはキョンドの存在に再び癒やされ、切なさを募らせる。
「人類愛」を理由に酒を止めさせ、母親のように細やかに気遣ってくれる彼の姿を見て、かつて2人が幸せだった過去へ戻りたいという想いに囚われていく。空港で引き止められ、元夫の横暴から守られた瞬間、ジウの胸は再び大きく揺れ動いた。
しかし、幼い頃から孤独の中で育ってきたジウは、愛情表現が不得意。キョンドに対しても「もう放っておいて」と突き放すような言葉を投げかけ、自ら距離を置こうとする。
彼が自分と別れた後、どんな人生を歩んできたのかを知っているからこそ、これ以上踏み込まないよう線を引こうとしたのだ。それでも、彼の前に立つと心が再び柔らいでしまうジウの揺れる感情は、視聴者に切なさを残す。
こうした感情の嵐に翻弄されるジウの人物像は、ウォン・ジアンの熱演によって、より深い没入感をもって描かれている。ときめきや悲しみ、恋しさや挫折といった、愛がもたらす喜怒哀楽を丁寧に表現し、多くの共感を呼び起こしている。
とりわけ第4話のラストで、2人の関係を問われたキョンドが「彼女を口説いてます」と答える予想外の状況で、再び関係性の変化が示唆された。
はたしてジウはキョンドへの想いにどのような答えを出すのか。ウォン・ジアンが完成させていくジウの物語に、期待は高まるばかりだ。
『明日はきっと』は、Prime Videoにて毎週日月に1話ずつ配信中。全12話。
(記事提供=OSEN)
■【直撃インタビュー】パク・ソジュン、ウォン・ジアンが織りなす、心地よいアンサンブルに迫る
前へ
次へ