NHK総合テレビやテレビ東京系列の韓流プレミアム枠でも放映された韓国時代劇『オクニョ 運命の女(ひと)』。
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『宮廷女官チャングムの誓い』や『トンイ』といった日本でも知られる名作時代劇を生み出した巨匠イ・ビョンフン監督の作品だけに、韓国の歴史や時代背景を知らなくても十分に楽しめる作品として、日本でも好評を博した。
この『オクニョ』で主人公オクニョ以上の存在感を放ったのが、“朝鮮3大悪女”のひとりに数えられる実在の人物チョン・ナンジョン(鄭蘭貞)だ。演じた女優パク・チュミの憎たらしいがどこか妖艶なオーラにクギ付けになってしまった視聴者も多いことだろう。
まさに“美しき悪役”だった。
ただ、演じたパク・チュミは韓国では“国民の初恋”という清純のシンボルだった。
アシアナ航空の広告モデルを務めていた頃は彼女が本物のキャビンアテンダントだと思ったファンたちがアシアナ航空に搭乗したというエピソードもあるほどである。
『オクニョ』出演後、パク・チュミはドラマ『私のIDはカンナム美人』(2018年)に出演。映画『出国』にも出演した。
2019年10月には父親が天国へと旅立ち、悲しみに暮れたが、2020年はふたたび活動再開。2020年に『結婚作詞 離婚作曲』にサ・ピヨン役で出演しており、2021年のシーズン2、2022年のシーズン3にも出演した。
ただ、2023年のドラマ『お嬢さんドゥ・リアン』に出演して以降、特に目立った活動がない。インタスグラムでは華やかな私生活を公開しているが…。演技者としての活動再開が待たれる女優だ。
(文=韓ドラLIFE編集部)
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