今年はパク・ボゴムの活躍がとても目立っている。
まず、3月に配信されたNetflixシリーズ『おつかれさま』で、パク・ボゴムはIUと主演した。このドラマは、済州島(チェジュド)が舞台になっており、ヒロインのオ・エスン(演者IU)の人生が中心的に描かれたが、彼女を支え続けた夫のヤン・グァンシク(演者パク・ボゴム)の生き方も鮮烈だった。
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純情で不器用…しかし「愛されキャラ」のグァンシクをパク・ボゴムが朴訥に演じた。言葉が少なかったグァンシクであったが、パク・ボゴムは純粋な感性を前面に出して巧みに表現していた。
こうして、『おつかれさま』で飛躍したパク・ボゴムは、引き続き新作ドラマの『グッドボーイ』に主演している。ボクシングで傑出した能力を持った選手としてオリンピックで大活躍した男が警察官となり、世の中にはびこる悪と対決していく。そんなハードアクションドラマが『グッドボーイ』である。
なんといっても、オリンピックのメダリストたちが特別採用で警察官になるという設定がとてもユニークだ。しかも、有能なアスリートたちが警察官として「走り、転がり、投げ、撃ち」と全力で闘っていく姿は爽快である。さらに、みんなで見せてくれるチームプレーは、刑事ドラマの枠を超えた「青春ドラマ」としても特別な輝きを持っている。
その中心で存在感を示すのがパク・ボゴムであリ、彼は『おつかれさま』とはまったく違う勇壮な姿に扮した。このように、パク・ボゴムは2つのドラマで対照的な演技を披露してくれた。
共演者はキム・ソヒョン、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソク。素晴らしい顔ぶれである。演出は『怪物』『良くも、悪くも、だって母親』などのシム・ナヨン監督、脚本は『ライフ・オン・マーズ』や『補佐官』シリーズのイ・デイルが担当している。
注目の『グッドボーイ』は、韓国JTBCにて5月31日から放送される。日本でも6月1日よりPrime Video(プライムビデオ)で配信される予定になっている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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