TVINGオリジナルシリーズ『春画恋愛物語』では、ファリ姫（演者コ・アラ）の婿探しが中盤に差し掛かる中、世子イ・スン（演者ソン・ウヒョン）、世子嬪インジョン（演者イム・ファヨン）夫婦と、ファソン大君イ・ヨル（演者キム・テク）、イ・ジウォン（演者ハン・スンヨン）夫婦のロマンスもまた予測不可能な方向に流れ、好奇心を刺激している。
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まず、イ・スンとインジョンは幼い頃に世子と世子嬪として夫婦の縁を結び、長い時間を共に過ごしてきた。政治的な利害関係が絡み合った婚姻であったため、2人の間には切ない恋心よりも、互いに対する哀れみや同志愛がより深く根付いていた。
しかし、結婚して10年以上経っても後継ぎがないことで、四方からの圧力がかかり、義務的な合房（同室の儀）をなんとかこなしている状態だ。そのため、イ・スンとインジョンの関係が疎遠になるのは当然の成り行きであった。
そんな中、イ・スンが密行に出かけた際に出会った女性ヒリョン（演者チェ・ユンラ）と恋に落ち、夫婦に大きな危機が訪れることとなった。
インジョンもまた、親友の死にも宮殿の外に一歩も出られない自分の立場や、権力争いのために後継ぎの懐妊だけを念仏のように唱える周囲の人々にうんざりしている状況だ。
新たに訪れた愛の前に立つイ・スンと、自身の価値を自ら決めたいインジョンの対立は、激変を予感させている。10年間、愛よりも哀れみで耐えてきた彼らの夫婦生活に、どのような変化が訪れるのか注目が集まっている。
続いて、イ・ヨルとイ・ジウォンもまた幼い頃から暗黙の婚約を続けてきた。しかし、恋愛には不器用だったイ・ヨルが妓楼を訪れ、童貞を捨てようとする騒動が起こり、ジウォンのプライドに大きな傷を与えることになった。
ジウォンに良い印象を与えようとした試みだったが、恋愛に不器用だったイ・ヨルの失敗であり、彼は膝をつくことも厭わず、心からの謝罪を伝えた。この出来事をきっかけに、2人はお互いの気持ちを確かめ合い、みんなの祝福の中で婚礼を挙げた。
その後、夫婦となった彼らは、お互いが初めてであるからこそ、よりときめきと特別な日常を送っている。さらに、ジウォンだけを見つめるイ・ヨルの一途な姿が、見るほどに微笑ましさを誘う。
そんなイ・ヨルとジウォンは、未熟だった時代を経て、より一層成熟した姿へと成長する兆しを見せている。宮中を揺るがす危機の前に、それぞれの方法で助力し、王室一家としての責任感を示す夫婦の未来が気になるところだ。
このように、東方国を取り巻く二組の夫婦の物語は、甘さと切なさを行き来し、『春画恋愛物語』のロマンスを多彩に彩っている。時代は違えど、愛に迷う青春たちの悩みが共感を呼び、次の物語が待ち遠しくなる。
ますます興味深くなっていくTVINGオリジナルシリーズ『春画恋愛物語』は、2月27日12時に第7話と第8話が配信される。さらに、本作はU-NEXTで配信されている。
（記事提供＝OSEN）
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