2月6日に公開された『特ダネ世界』(原題/MBN)では、人気時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』や『ホジュン 宮廷医官への道』に出演した韓国俳優ナ・ソンギュン(81)の近況が公開された。
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江原道の深い山で、厳しい雪道を登るナ・ソンギュン。彼は「最高の薬草師と聞いて、助けを求めに来た」と言い、薬草師とともに山中でメシマコブやツリガネタケを採取した。
「これが免疫力にとても良いと聞く。どうしても救いたい人がいる。このキノコを煎じて飲ませたい」と語るナ・ソンギュン。
彼が「救いたい人」とは、血液がんと闘病中の妻だった。
妻の療養のために江原道に来たという彼は、「妻が闘病中だ。旅行がてら、近い山の中で良い薬草を採って妻に食べさせようと、こうして生活している」と明かした。
彼は自ら採取したキノコの煮汁でご飯を炊いたり、妻に足湯やマッサージを施すなど、献身的な看病を続ける様子だった。
ナ・ソンギュンの妻は1年前、3度目の再発が発覚。抗がん治療を拒否していたが、夫が説得して治療を続けているという。
ナ・ソンギュンは「周りからがんの話をよく聞いていたが、まさか自分たちが…と思っていた。その時は本当に天が崩れるような気持ちだった。抗がん治療で完治したと思ったのに(また再発した)。抗がん注射が本当に辛かったらしく、再発したらもう治療はしないと言っていた。いつも妻のことが心配。突然容体が悪化するのではないか、最悪の事態になってしまうのではないかと不安になる。病気を代わってあげることもできず、胸が痛い」と心境を語った。
(記事提供=OSEN)
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