女優チョ・スミンが10年間の空白期について語った。
チョ・スミンは最近、所属事務所アウターユニバースの社屋で、ドラマ『結婚してYOU』の終映インタビューを行った。
2006年、ドラマ『ソウル1945』(原題)で女優デビューしたチョ・スミン。子役として注目を集め、『噂のチル姫』『透明人間チェ・ジャンス』『母さんに角が生えた』などに出演したが、平凡な学生生活を送るため、突然芸能界生活を終え、10年間活動しなかった。
2019年、ドラマ『真心が届く』で復帰したチョ・スミンは『ペントハウス』シーズン1・2、『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』などに出演し、再び活発な活動を続けている。
10年という空白に対する後悔はないだろうか。
「良い選択だったと思う。一番親しい友達がその時の友達だ。その時、本当の友達に会えたようで嬉しい。学生時代は一度しかない。その時私が活動していたら学校生活での経験ができなかったと後悔したかもしれない。学校での生活を通じて人間関係もそうだし、学業など学んだことが多くて満足している」と話した。
空白期もあったが、今年でデビュー18年目。チョ・スミンは「先輩と呼んでくださる方々もいる。いたずらでそう言うので逃げている。18年目だが、中学、高校の時は学生として過ごしたので、今はやり直す気持ちで過ごしている」と笑った。
『結婚してYOU』では自分の過去を思い出させる子役たちもいた。
「撮影の時、子供たちが駆けつけてくる。その度に胸キュンした。子供たちが好きで、私が子役として活動した姿も思い浮かぶ。撮りながら、その子たちが疲れているのではないかと、コンディションにとても気を遣った。たくさんお話もして一緒に撮る日は、仲良しなお姉さんのように遊んであげようと努力した」とし「子役の時、眠れずに撮影することが多かったが、今の子役たちを見ながらそのようなことが大変ではないかと心配が多かった。今はそれでも撮影の環境が改善されて以前よりはかなり良くなって何よりだと思う」と、子役出身らしいベテラン女優としての風格も見せた。
そんなチョ・スミンには10年という空白期が全く感じられない。
「作品に入るとキャラクターになりきるため、最善を尽くす。キャラクターがどう思うか、キャラクターの立場でどんな行動をすれば最善なのかを考える。台本を見たら台詞も重要だが、キャラクターの立場でたくさん考えてみる。そのような悩みが重なって努力する姿を良く見てくれるのではないかと思う」と話すチョ・スミン。来年は新しい映画でファンと会う予定だ。
「チョン・ハナを通じて愛らしく暖かいイメージをたくさん披露したが、来年は新しいキャラクターで、新しい姿で訪れることができるように頑張る。バラエティ、ユーチューブなど様々なコンテンツで多彩な姿をお見せする」と意気込んだ。
なおチョ・スミンが主演を務めた『結婚してYOU』はU-NEXTにて配信中。
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