俳優イ・ムセンが先輩女優イ・ヨンエへの尊敬心をあらわにした。
12月9日から放送の土日ドラマ『マエストラ』は世界にたった5%しかいない女性指揮者“マエストラ”で、天才あるいは伝説と呼ばれるチャ・セウムが、秘密を隠したままオーケストラをめぐる事件の真実を探っていくミステリードラマだ。
イ・ムセンは、「韓国ドラマで馴染みのなかった女性指揮者を素材にした点、彼女の周りで起きる事件の展開に渦のように陥った」と出演することになった経緯を伝えた。
イ・ムセンが演じる「投資の鬼才」ユ・ジョンジェというキャラクターの魅力も付け加えた。異常なほどの頭の回転と推進力を持った投資会社の代表で、仕事であれ、恋愛であれ、躊躇なく表現して成し遂げようとする火花のような人物だとか。一度ハマると猪突的に変わる性格であることが推測できる。
イ・ムセンがユ・ジョンジェという人物を演じるため、どんな悩みの過程を経たのかも気になるところだ。
「ユ・ジョンジェは自分のやり方で感情を表現するが、次第に相手を理解して成長していくキャラクター」と説明し、「仕事の面では成功できなかったことがないほど完璧だが、愛情面では未熟で戦々恐々とするタイプなので、相反する感情のバランスを取るために努力した」と演技するときのポイントを明らかにした。
また、ユ・ソンジェが唯一持てなかったチャ・セウム役を演じたイ・ヨンエとの共演についても言及した。
「イ・ヨンエ先輩はチャ・セウムそのもの。チャ・セウムが音楽に情熱的なように、先輩も演技に対する情熱とそれ以上の愛情を見せてくれた」と尊敬の意を表わし、自身も情熱的に没頭することができたと伝えている。
「私の中にある数多くの感情を精製してから見せたかった」という言葉の中で、2人の俳優が成し遂げたシナジー効果を感じることができた。
一方、イ・ムセンは『マエストラ』で期待される場面にオーケストラの公演を挙げた。
「私たちのドラマには公演のシーンがたくさん出てくる。その場面は画龍点睛だと言える。美しくも手に汗握る緊張感があり、私も画面でどのように表現されるか期待されている」と伝えた。
最後に、視聴者が注目すべきポイントとして、「『マエストラ』は芸術に対する熱望、人物間の愛と挫折が美しいクラシック音楽に合わせて演奏される。キャラクターと音楽の素晴らしいアンサンブルが見どころになるだろう。時には穏やかに、時には吹き荒れ、視聴者の皆さんの感情を指揮することを約束する」と期待感を高めた。
イ・ムセンの“名品演技”が見ることができるドラマ『マエストラ』は12月9日21時20分から韓国tvNにて放送開始。
(記事提供=OSEN)
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