【『トンイ』の名場面集】トンイと張禧嬪の対立が決定的になった熾烈な局面とは?

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時代劇『トンイ』は今も日本のテレビ局で繰り返し再放送されている。珠玉の傑作なのでそれも当然なのだが、そんな『トンイ』の名場面を改めて振り返ってみよう。

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特に忘れられないのが、ハン・ヒョジュの演じたトンイとイ・ソヨンが扮した張禧嬪(チャン・ヒビン)が完全に対立するようになった局面だ。

もともと、最初は2人の仲が良かった。蜜月の時期があったのだ。しかし、張禧嬪が仁顕(イニョン)王后を陥れようとしたことから状況が変わった。トンイは、自分が慕っていた仁顕王后を追い出そうと画策した張禧嬪が許せなくなった。こうして2人の関係は悪化した。それは、自然な成り行きだったかもしれない。

『トンイ』の第21話を見てみよう。

パク・ハソンが演じた仁顕王后は廃妃になってしまった。張禧嬪が仕掛けた陰謀の結果だった。

トンイと張禧嬪は宿命のライバルだ

最初から仲が悪かった

仁顕王后はお付きの女官を従えて寂しく王宮を去った。それを見送ったトンイは我慢ならなくなって張禧嬪に会いに行く。

今や完全に敵対関係となったトンイと張禧嬪。特に、王妃になる張禧嬪は余裕を見せていたが、それがトンイにはなおさら許せなかった。

それなのに張禧嬪は「わざわざ訪ねてきてどんな用か? 許しを乞うためか」と冷たく言う。すると、トンイは「許しは罪人が乞うものではないですか」と負け惜しみを言う。

張禧嬪は「どうだ? 今からでも私の前で頭(こうべ)を垂れれば、お前をまた取り立てることもできるのだが……」とわざとらしく言い放った。

それに対してトンイは「いつか真実を明らかにします。それを伝えに来たのです」とキッパリ言い切った。

張禧嬪は「私は王妃になる。お前はこの王宮を出て、再び戻ってこられなくなるだろう。わかったか」とトンイを恫喝(どうかつ)した。

きつい睨(にら)みあいが続く。まさに、トンイと張禧嬪の対立場面は迫力があった。

史実では、トンイこと淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)は仁顕王后が廃妃になった後に王宮に現れたので、張禧嬪と蜜月の時期はなかった。つまり、2人は最初から仲が悪かったのだ。その点が史実とドラマは大きく違っていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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