【究極ランキング】韓国時代劇の巨匠の代表作ベスト5を勝手にセレクト!!

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韓国時代劇が好きな人にとっては、監督名で一番なじみがあるのが「イ・ビョンフン監督」かもしれない。とにかく、「娯楽性があって、歴史のエピソードが豊富で、人物描写が巧みな時代劇」を作ることに関して名人と呼べるほどの大監督だ。

【写真】『トンイ』の女優たちは今も仲良しだった!

そんなイ・ビョンフン監督が演出したドラマを究極ランキングで選んでみた。どれも本当に面白くて歴史の勉強にもなった作品ばかりである。

5位/『オクニョ 運命の女(ひと)』(2016年/MBC)

ヒロインに選ばれたのが新人のチン・セヨン。彼女が「監獄で生まれた」という設定のオクニョをハツラツと演じた。時代設定は16世紀中盤。まさに悪人たちが政治を動かしていた時代だった。歴史的にも悪評にまみれていた文定(ムンジョン)王后、尹元衡(ユン・ウォニョン)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)たちが描かれていたが、その中でオクニョの美しく正直な生き方が感動的だった。

4位/『ホジュン 宮廷医官への道』(1999~2000年/MBC)

このドラマは、とてつもない記録を持っている。それは、韓国ドラマの歴代最高視聴率の63・7%を挙げたということ。まさに金字塔だ。主役のチョン・グァンリョルが、多くの人々を救った伝説の名医を実直に演じて大好評を博した。

『トンイ』を撮影時のイ・ビョンフン監督

3位/『イ・サン』(2007~2008年/MBC)

冒頭で思悼世子(サドセジャ)が米びつに閉じ込められて餓死する事件が象徴的に描かれていた。歴史エピソードが巧みにストーリーに取りいれられており、イ・サンという名君が、数々の困難を克服して成長していく姿がダイナミックに表現されていた。国王を演じたイ・ソジンとヒロインに扮したハン・ジミンの主役カップルも本当に素敵だった。

2位/『宮廷女官 チャングムの誓い』(2003~2004年/MBC)

日本で韓国時代劇が広まる契機となったイ・ビョンフン監督の傑作。イ・ヨンエが演じた主役のチャングムは、前半は教養を備えた王宮の料理人となり、後半は国王も一目置く医女として活躍した。韓国料理の真髄と漢方薬の知識が豊富にドラマに入っていて、とても見応えがあるストーリーだった。

1位/『トンイ』(2010年/MBC)

あらゆる韓国時代劇の中で、日本で一番人気がある作品だ。主人公のトンイは、性格が明るくて素直で、人間的に最高のキャラだった。そんなヒロインをハン・ヒョジュがけなげに演じて、ドラマの好感度がバツグンだった。制作から12年が経つが、今でもテレビで繰り返し放送されており、間違いなくイ・ビョンフン監督の作品の中でナンバーワンだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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