新作『悪の花』も話題のイ・ジュンギの傑作時代劇なら『麗<レイ>』!

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イ・ジュンギは時代劇の主演が多いことでよく知られるが、特に人気を集めたのが『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』だった。韓国で2016年の8月からSBSで放送された。

とにかく、イ・ジュンギという俳優は時代劇がよく合う。そのことは本人もはっきりと言っている。

「自分には時代劇のほうが合っていると思います。個人的にも、時代劇が好きです。表現の違いも大きいですね。現代劇は生活の中の細やかな演技を表現する面白さがあり、時代劇では形が決められていない表現を想像して演じていく楽しみがあります」

イ・ジュンギのこの発言の中で、特に「時代劇では形が決められていない表現を想像して演じていく」という言葉が印象的だ。

つまり、イ・ジュンギは想像の世界に自分を入り込ませて奔放な主人公を作り出しているということだ。なにごとも徹底して全力を尽くす彼のことだから、役づくりの苦労は絶えない。しかし、天性の俳優魂を持ったイ・ジュンギは常にチャレンジ精神で新しい人物像を作ってきた。

写真=『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』公式サイトより

■家庭環境の違いから何が起こったのか

それは、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』でも同様だった。

このドラマでイ・ジュンギが演じたのは、高麗王朝4代王の光宗(クァンジョン)である。

光宗は初期の高麗王朝の基盤を作った偉大な王なのだが、育った環境があまりにも複雑だった。

それは、父親の王建(ワン・ゴン)が政略結婚を何度も繰り返したことと大きく関係している。

王建といえば高麗王朝を建国した初代王だが、各地の豪族たちを支配下に置くためにその娘たちと数多く結婚して子供をもうけている。

その子供の数は30人ほどもいた。

光宗もその1人なのだが、兄弟が多くて母親がことごとく違うという家庭環境は、さまざまな火種を生んでしまう。

事実、光宗は数多くの兄弟の中で熾烈な権力闘争に勝ち抜かなければならなかった。その過程を『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』はファンタジーとロマンスを交えて描いていて、ドラマは歴史背景を持った上等なエンタメに仕上がっていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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