オム・ジョンファが、時を超えた驚異的なキャラクター熱演でドラマ『かけがえのない私のスター』の人気上昇を牽引している。
オム・ジョンファは現在放送中のGenie TVオリジナルドラマ『かけがえのない私のスター』で、ある日突然25年分の記憶を丸ごと失ってしまうポン・チョンジャ＝イム・セラを演じている。
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50代の平凡な中年女性でありながら、心の奥には20代トップスターだった頃の記憶が止まったままという複雑なキャラクターを、細やかな演技で完璧に表現し、視聴者から絶賛を浴びている。
劇中のポン・チョンジャは、かつてのトップスター時代とは全く違う日常と向き合いながら、現実を拒絶する葛藤や新しい環境への適応、さらに芸能界復帰を目指すカムバックショーに挑む。
その過程でオム・ジョンファは、外見は50代のポン・チョンジャでありながら、内面は20代のイム・セラというギャップを、表情・目の輝き・話し方に至るまで精緻に描き出し、25年の歳月を飛び越えた純粋で透明な人物像を際立たせている。
特に、時の流れを真正面から受け止めたチョンジャのリアリティを生かすため、体重増加やパーマがかった髪型、赤ら顔のメイクなど大胆な変化も厭わず、キャラクターの再現度を高めようと努めた。
ビジュアル面だけでなく、細やかな解釈に基づく繊細な内面演技にも力を注ぎ、キャラクターに真実味を与えている。
オム・ジョンファは「チョンジャは外見は50代だが、中身は20代で止まっている人物。ギャップを表現するのは簡単ではなかった。場合によっては“若作りしているだけじゃないか”と思われかねないので、演じる際には“イム・セラとして生きた20代の感情線”に集中した」と語り、役への深い没入を明かした。
さらに、OSTにも参加し作品への愛情を示している。リリースされた『かけがえのない私のスター』OST Part.2“Again”は、オム・ジョンファが直接歌い、歌詞の制作にも関わり、キャラクターの物語性を盛り込んだ特別な楽曲となった。
こうした活躍は口コミで広がり、視聴者の熱い支持につながっている。第6話は全国視聴率3.8％、首都圏3.4％を記録し、自身最高値を更新。全国ケーブル同時間帯1位に輝いただけでなく、ENA月火ドラマの最高視聴率と並ぶ成果を収めた。
情熱と真心が重なったオム・ジョンファの圧倒的な演技は回を重ねるごとに没入度を高め、視聴者を引き込んでいる。
安定した“お茶の間クイーン”としての実力を改めて証明した彼女が、今後どのようにチョンジャの物語を紡いでいくのか、期待が高まっている。
なお、『かけがえのない私のスター』は毎週月・火曜午後10時にENAで放送。放送直後にKT Genie TVで無料VODとして独占公開され、OTTではTVINGで配信されている。
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