Netflixが『俺だけレベルアップな件』の実写シリーズ制作を正式に発表し、主演に俳優ビョン・ウソクを起用することが決定した。
同作は、韓国発の人気ウェブ小説を原作とし、ウェブトゥーン、アニメ、ゲームと多方面に展開されてきたメガヒットIP。累計閲覧数はグローバルで143億回を超え、名実ともに“世界的コンテンツ”としての地位を築いている。
アニメ化作品も世界最大級のアニメアワード「2025 Crunchyrollアワード」にて、韓国アニメーションとしては初めて「アニメ・オブ・ザ・イヤー」「ベストアクション」「ベストキャラクター」など主要9部門を制覇。日本ではピッコマを通じて小説・漫画が配信され、アニメも2024年1月から3月に第1期が、2025年1月から3月にかけて第2期が放送されるなど、多くのファンを魅了してきた。
そんな“伝説級”の作品が、ついにNetflixシリーズとして新たなステージへと歩み出す。
『俺だけレベルアップな件』は、突如として現実世界と異世界をつなぐ「ゲート」が開き、そこから現れるモンスターの脅威に晒された世界を舞台にしたファンタジーアクション。主人公のソン・ジヌは、ハンターと呼ばれるモンスター討伐者の中でも最弱とされる“E級ハンター”。日々仲間たちに蔑まれながらも、死の淵に立たされた瞬間に覚醒し、圧倒的な“レベルアップ能力”を手にしたことから、人類の希望へと成長していく。
主人公ソン・ジヌを演じるのは、Netflix映画『20世紀のキミ』やドラマ『ソンジェを背負って走れ』で“漫画から飛び出してきたようなビジュアル”と称され、一躍ブレイクを果たしたビョン・ウソク。アジア各国で開催されたファンミーティングツアーは全会場が完売し、韓国を越えてグローバルスターとしての存在感を高めている。
さらに、今年、4カ月連続で俳優ブランド評判1位に輝くなど、まさに“旬”を体現する俳優として注目を集めており、本作ではジヌの成長物語とスリリングなアクションを通じて、新たな代表作を更新する見通しだ。
演出は、映画『白頭山大噴火』『ヨコヅナ・マドンナ』『彼とわたしの漂流日記』『私の独裁者』などでストーリーテリングと映像美を高く評価されてきたイ・ヘジュン監督と、映画『監視者たち』でスタイリッシュなアクション演出に定評のあるキム・ビョンソ監督がタッグを組む。
韓国コンテンツの底力を示す超大型プロジェクトとして、世界中のファンの期待を一身に集めている。
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