『いつかは賢いレジデント生活』に登場した教授のクム・セビョクは、自分の分娩をインターンたちに見学させるなど、後進の育成に情熱を注ぐキャラクターだった。そのセビョクを演じたのが、女優パク・イェヨン(35)である。
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特別出演ながら、卓越した演技力で視聴者に深い印象を残した。
2013年に女優デビューしたパク・イェヨンは、数々のインディーズ映画やドラマに出演してきた。
彼女が初めて広く注目を集めたのは、『海街チャチャチャ』でのワン・ジウォン役である。イ・サンイ扮するチ・ソンヒョンと長年タッグを組むベテラン放送作家を好演し、物語終盤ではチ・ソンヒョンと結ばれたことで“サブカップル”のヒロインになった。
その後も『調査官ク・ギョンイ』『アンナ』『なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~』などで着実に経験を積み、再び大きな役どころで登場したのが『魅惑の人』である。
王(演者チョ・ジョンソク)の暗殺を命じられながらも、想いを寄せていた王を守るために自ら命を絶つトン尚宮役を熱演し、多くの視聴者の胸を打った。
まるで一歩一歩、階段を上るように、丹念にキャリアを築いてきたパク・イェヨン。
2024年には、自主映画『姉、ユジョン』(原題)で主演と脚本翻案を務め、女優としての真価を示した。
さらに、『いつかは賢いレジデント生活』のクム・セビョク役、『未知のソウル』のキム・スヨン役と、物語において重要なキャラクターを相次いで演じ、その存在感をより一層高めている。
ジャンルを問わず作品に溶け込む実力派女優だけに、今後は映画やドラマでの主演としての活躍にも期待が集まる。
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