イ・ヨンエが語った『宮廷女官チャングムの誓い』の思い出話

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イ・ヨンエがイ・ビョンフン監督から、2003年に放送される『宮廷女官チャングムの誓い』の主演の打診を受けたとき、大いに悩んだ。当時の彼女は映画スターとして成功していたし、時代劇は1995年に出演した『西宮(ソグン)』以来のことで長いブランクが気になった。それでも、辛い境遇から宮廷内で力強く成長する女性の生き方に興味を持った。

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「今回は親しい知人たちに相談したら、みんなが『ぜひやりなさい』と言ってくれました。それで決心しました」

とはいえ、久しぶりの時代劇はイ・ヨンエに大きなプレッシャーを与えた。

「俳優が時代劇に出ると、演技の面で多くのことを教わると聞きますが、それは本当ですね。ありのままの演技を勉強したいと思えば、時代劇に出てみたいという欲がかなり出てくると思います。個人的には、時代劇は演劇のような感じです」

イ・ビョンフン監督も、すでにスターだったイ・ヨンエに容赦しなかった。まるで新人のようにセリフのアドバイスを盛んにしている。イ・ヨンエも気を引き締めた。

「すべてのことに対して再び新しく始める気分です。心構えだけでなく、演技の基本的な姿勢から学びたいですね。惰性やマンネリを打破して新人のつもりで始めます」

『宮廷女官チャングムの誓い』
『宮廷女官チャングムの誓い』で主演したイ・ヨンエ(写真提供=SPORTS KOREA、OSEN)

女優として見せた努力の演技

実際、イ・ヨンエは演技の準備に邁進した。さらに、宮廷料理に詳しくなることの必要性を強く感じ、宮廷料理研究院で専門家から直接料理を習った。この体験はとても役に立った。

「宮廷料理の代表である神仙炉(シンソルロ)を作るときも、そのまま材料を入れるのではなく、色彩や角度によってどう見えるかを吟味しながら一つ一つの構成を考えることを習いました。宮廷料理を見れば、その国の状況や時代背景を知ることができると思います」

さらに、イ・ヨンエは朝鮮王朝時代の宮廷に関する書籍をよみこなし、当時の料理を学び、長いセリフをからだにしみこませた。こうした努力が実を結び、『宮廷女官チャングムの誓い』は視聴率50%以上という大成功を実現した。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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