新ドラマ『少年時代』を手がけたイ・ミョンウ監督が「政治や経済、文化など、全分野で過渡期だった1980年代の青春を描くためにこの作品を演出した」とし、強い自信を示した。
11月20日午前、ソウル江南(カンナム)区・朝鮮パレスザ・グレートホールでCoupang Playオリジナルシリーズ『少年時代』の制作発表会が開催された。
この日、主演を務めたイム・シワンをはじめ、イ・ソンビン、イ・シウ、カン・ヘウォンとイ・ミョンウ監督が出席した。
『少年時代』は、1989年の忠清南道(チュンチョンナムド)を舞台に、殴られず生きていくことが目標のチャン・ビョンテ(演者イム・シワン)が一番喧嘩が強い人に誤解されることで繰り広げられる物語。
ドラマ『熱血司祭』や、Coupang Playオリジナルシリーズ『少年時代』などを演出したイ・ミョンウ監督は、ドラマの舞台設定を忠清南道にした点について「さまざまなメディアを通じて地方の様子見ることができるが、慶尚道(キョンサンド)や全羅道(チョルラド)道に比べて忠清道(チュンチョンド)は露出が少なかった」とし、「韓国は1988年のソウルオリンピック後に成長したが、その中の本質は変わらなかった。それで1989年、韓国の中心部である忠清道の内陸地方を選んだ」と明かした。
イム・シワンは一夜にしていじめられっ子から番長になるチャン・ビョンテ役を演じている。
イム・シワンは「いじめられっ子と学校の番長という正反対の状況を行き来しなければならないので、そのギャップを見せようと意識した。あと、私が釜山出身なので方言を覚えるために撮影の3カ月前から1泊2日の語学(?)留学に行って猛特訓してきた」と、役作りについて説明した。
今までさまざまな作品で深みのある姿を見せてきたイム・シワンのコミカルな役は、放送前から大きな期待を集めている。
イム・シワンは「他人の心に簡単に近づく手段がユーモアだと思う。ユーモアがあると相手と心が通じやすいと思った。そんなことを考えていたタイミングで『少年時代』の台本を受け取ることになった。私はギャグセンスが優れているわけでもない私が人を笑わせる作品ならやらない理由がない」と作品を選んだきっかけを語った。
イム・シワンの衝撃的な“演技変身”はもちろん、興味津々なストーリーと多彩な見どころでユニークな面白さを予告するCoupang Playオリジナルシリーズ『少年時代』は11月24日に配信開始だ。
(記事提供=OSEN)
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