『私の解放日誌』に主演したソン・ソックが、俳優としての存在感を発揮した。
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5月29日に最終回を迎えた『私の解放日誌』は、どうしようもなくダサい三兄妹のたまらなく愛くるしい“幸福蘇生”を描いた作品。平凡なようで重みがあり、あまりにも現実的で共感と感動を与えながら、多くのドラマファンの“人生ドラマ”となった。
この地の多くの息子と娘たち、姉と弟たちの共感を呼んだのはもちろん、毎回のごとく名台詞を生み出しながら視聴者を泣かせ、笑わせている。そんな『私の解放日誌』が生み出したのは多くの名台詞だけではない。初回でのたった一言の台詞から、今や大ブレイクを果たしたソン・ソックの存在もそうだ。
ソン・ソック扮するクは、ソウルの郊外・サンポに転がりこんでヨム家の三兄妹に“解放”を与えた。それぞれ人生の重さに耐えながら暮らしていたヨム三兄妹にとってクの存在は、新鮮な刺激であり、羽を伸ばせる存在だったのだ。
彼自身は“解放”とは程遠く見えるも、彼の一言や行動すべてがヨム・ミジョンと視聴者の胸やけを解消させた。
回が重なるにつれ、彼に向けた世間の関心は高まる一方だった。「グッチ(Gucci)じゃなくてク氏」「ソン・ソッ“ク氏”」「ソン・ソッキューティ」など、数多くの愛称が誕生し、高い人気を実感させた。また、gooddataによるテレビドラマ出演者の話題性部門で4週連続1位に上がり、話題の中心にいることを証明している。
テレビ界はもちろん、映画界でもソン・ソックによる変化が起きている。ソン・ソックが出演した映画『犯罪都市2』(原題)が、5月18日の封切りから12日で観客動員数600万人を突破し、コロナ以後、最高のヒットを記録しているのだ。
出演する作品ごとにキャラクターを魅力的に演じ、人生キャラクターを更新しているソン・ソック。今後も相次いで決まっている次期作で、彼がどんな演技、どんな活躍を見せてくれるか注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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