『今、私たちの学校は』のチョ・イヒョンが悩んだゾンビ化する女子高生の役作り

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2022年にネットフリックスで配信され話題となったドラマ『今、私たちの学校は』で、ゾンビ化してしまうクールな女子高生チェ・ナムラを演じた女優のチョ・イヒョン。

【写真】『今、私たちの学校は』ナムラ役の女優チョ・イヒョン

彼女は、本作以外にも、『賢い医師生活』シリーズで双子の実習生役で出演している。

そんなチョ・イヒョンは、ニュース記事やSNSを見て『今、私たちの学校は』が注目されていることは知っていたが、コロナ禍で視聴者の人たちに会えていないこともあり、ドラマの人気を実感できていないという。

しかし、8カ月の間に撮影を一生懸命したため、多くの人がドラマを見てくれたことに感謝しているようだ。

劇中で彼女が演じたナムラはクールな女子高生であるが、そのキャラクターと自分の似ているところを聞かれた彼女は、「明るい面もありますが、感情の起伏はそんなにないほうなので、その辺りはナムラと似ているかなと思います」と答えている。

チョ・イヒョン

役を演じるのは難しかった

では、そのナムラはゾンビウィルスに感染してしまいますが、ハンビという人間性は失わなかったため、他の作品では見ないタイプのゾンビを演じていた。

そんなキャラクターの役作りについてチョ・イヒョンは、「半分ゾンビとなったナムラをどのように表現すればいいのかとても悩みました。アメリカの映画『トワイライト』シリーズに登場する動物の血を主食として人間のように生活するヴァンパイアに近いかもと想像もしてみました」と語っている。

しかし、ゾンビっぽさと人間っぽさが混在している役を演じるのは難しかったようで、彼女は「撮影に入る前にゾンビの演じ方のレクチャーを受けて、それを基に何度も練習しました。感情がオーバーに出過ぎないように、監督がコントロールしてくださいました」と話していた。

こうして、難しい演技を最後までやりきったチョ・イヒョンは、かつてキム・ハヌルとユ・ジテが出演していた名作のリメイク作『リメンバー・ミー』に俳優ヨ・ジングとともに出演することが決まっている。果たして、どんなリメイクされた本作はどんな作品になるのだろうか。

文=大地 康

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