ユ・アイン…時代劇でその人気を盤石にした若手実力派

2020年08月01日 俳優名鑑
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時代劇ドラマへの出演をきっかけに、人気が爆発する俳優は少なくない。その代表例のひとりがユ・アインだろう。

ユ・アインにハマる女性が続出したことで〝コロ病〟という言葉が生まれたのが『トキメキ☆成均館スキャンダル』だ。

ユ・アインは同作で、強暴さと繊細さ併せ持つコロを演じて、一躍人気俳優の仲間入りを果たした。

そんなユ・アインが2度目の歴史ドラマ主演を務めたのが『チャン・オクチョン』だった。

ユ・アインが演じたのは、史実においてもチャン・オクチョンを寵愛した朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)。ユ・アインのキャスティングの意図についてプロデューサーは、こんな言葉を残している。

ユ・アイン

「粛宗は朝鮮王朝で最もカリスマ性の高い王だと言われている。私が考える粛宗のイメージは、ハムレットだった。煩悩して傷つき、ダンディさのなかにカリスマ性のある演技者。それがユ・アインだった。撮影が進むごとに強烈な個性や目つきを見せてくれており、感謝している」

「切ない演技を見せる」と語ったユ・アイン

チャン・オクチョンと粛宗の愛憎は『トンイ』をはじめ様々な歴史ドラマで描かれてきたが、『チャン・オクチョン』では、若干趣が違った。

というのも、チャン・オクチョンは「朝鮮王朝゜3大悪女」に数えられる女性であったため、時代劇ドラマで描かれる場合、彼女の権力欲の強さが強調されやすかった。

しかし、『チャン・オクチョン』では、一途な愛に生きる女性と描かれており、それにともないチャン・オクチョンを寵愛する王・粛宗も既存のイメージを脱却する必要があったのだ。

ユ・アインもそれを十二分に自覚しており、「様々な作品でチャン・オクチョンは権力欲の強い女性と描いてきた。しかし、今回の作品では、粛宗とチャン・オクチョンの出会い、愛を育む過程、破局を迎えることになる2人の男女に焦点が合わせられている」と話しており、「『チャン・オクチョン』は正統ロマンス歴史ドラマだ。今回の作品では切ないメロ演技を見せたい」と意気込んでいた。

その言葉を証明するかのように、ユ・アインは時に強く、時にもろいナイーブな王の姿を演じ切っている。彼の演技については、特に評価が高い。

ある韓国メディアは、「『チャン・オクチョン』のユ・アイン、その演技力はもはや恐ろしい」などと見出しを打って絶賛。また、共演したイ・サンヨプもユ・アインの演技を手放しで褒めており、「ユ・アインの演技を見てとても感動した。ユ・アインの演技がすべて記憶に残っている」と話している。

ユ・アインは『チャン・オクチョン』を通じて、若手演技派俳優としての地位を磐石にしたと言っても過言ではないだろう。

全盛期を迎えた俳優人生

実際にユ・アインは、『チャン・オクチョン』で圧倒的な演技力を見せた後も、ドラマや映画の主演に引っ張りだこ。

2015年には3度目の時代劇ドラマとして『六龍が飛ぶ』に主演。同作では朝鮮王朝の第3代王・太宗(テジョン)となるイ・バンウォンを野心的に演じている。

「俳優というものはカッコいいふりをする仕事、人から愛される仕事。特に20代のときは、より一層そうだ。その時期にどれだけ芸術魂を持って、創造的に演技できるか。それが演技の本質だと思ったし、そこに忠実であらねばならないと見た」

独特の言い回しで演技の本質について語るユ・アイン。今後、ユ・アインは、どのような俳優になっていくのだろうか。

構成=韓ドラ時代劇.com編集部

◇ユ・アイン プロフィール

生年月日:1986年10月6日 
身長:181cm
デビュー年:2003年
出身校:建国大学 芸術学科

☆主な出演作
『Antique~西洋骨董洋菓子店』(映画、2008年)
『必殺!最強チル』(ドラマ、2008年)
『トキメキ☆成均館スキャンダル』(ドラマ、2010年)
『ワンドゥギ』(映画、2011年)
『チャン・オクチョン』(ドラマ、2013年)
『ベテラン』(映画、2015年)
『六龍が飛ぶ』(ドラマ、2015年)
『王の運命 -歴史を変えた八日間-』(映画、2015年)
『シカゴ・タイプライター~時を超えてきみを想う~』(ドラマ、2017年)
『バーニング 劇場版』(映画、2018年)
『国家が破産する日』(映画、2018年)

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