2月3日、新作映画『ソウルメイト』(原題)の制作報告会が行われ、主演キャストのキム・ダミ、チョン・ソニ、ピョン・ウソクと、ミン・ヨングン監督が出席した。
【場面写真】『梨泰院クラス』女優キム・ダミが映画で帰ってくる!
同作は、初対面からお互いに惹かれたミソ(演者キム・ダミ)とハウン(演者チョン・ソニ)、そしてジヌ(演者ピョン・ウソク)が喜びや悲しみ、ときめき、恋しさなどすべてを共有する物語だ。2016年の中国映画『ソウルメイト/七月と安生』の韓国リメイク映画となる。
ミン・ヨングン監督は原作との違いについて、次のように明かした。
「原作の枠組みは非常に古典的だと思った。基本的に良い枠組みを持つ原作があるので、それを韓国に合う空間や俳優たちでもう少し自由に遊ばせられると思った。映画の持つ情緒的な趣が少し違う。叙情的な部分が強くなり、絵という素材がモチーフに使われる。そういう部分が原作との違いだと思う」
主演女優キム・ダミはチョン・ソニとの共演について「一度お会いしてみたかったけど、この作品を通じて会うとは思わなかった」とし、「ここまで仲良くなれるものなのかと思うほど、気が合う。こういう機会はそうそう無い。お互い本音を語り合ったり、心を尽くしてくれたのでソニさんと撮影したことが幸せだった」と語った。
チョン・ソニも「キム・ダミという女優と共演できると思ってワクワクした。しかも作品が『ソウルメイト』だったので、欲が出た。一気に近づくと拒否感を感じるかもしれないので、あまり急がず、彼女のペースに合わせて仲良くなる努力をしたかった。その過程が幸せだった。うまく受け止めてくれてありがたかったし、一緒の瞬間がいつも心強かった」と話した。
2人がお互いの“ケミストリー”に満足した瞬間はいつだろうか。
キム・ダミは「撮影の本番に入る前、心の準備が足りない時があった。準備時間が長いシーンで、迷っていたけどとりあえず演技を始めると、ソニさんが次のアクションをしなかった。私の気持ちに気づいていたからだ。『ダミちゃん、まだ何か落ち着かないでしょ?』と言ってくれた。私の都合を相手が知ってくれることは物凄いことなんだとその時感じた」というエピソードを披露。
チョン・ソニは「ミソ(キム・ダミの役名)に完全に集中できてからこそ、私もハウン(チョン・ソニの役名)に集中できた。ある日は個人的に恐れるシーンの撮影だったが、ミソの瞳にぶら下がって演技したと思う。ダミと目を合わせると『君と私がここにいる』ということを実感する瞬間が度々あった。本当に不思議で、自慢したい気持ちになった」と振り返った。
俳優たちが思う“ソウルメイト”は何だろうか。
チョン・ソニは「よく通じ合うことも重要だが、似ている姿が愛らしく、違う姿は真似したく、違う姿がパズルの隙を埋めるように合うこと。違うからこそ良くて、1人のように似ていたい。物理的な距離感がいつも近くなくても、いつも心の中に存在する人」と説明する。
キム・ダミは「定義するのが難しい。遠くにいてもつながっていて、見えなくてもいつも心の中にいる誰か。なんとかつながった存在ではないかと思う」と語った。
原作を超えた深い感性とノスタルジーを予告した『ソウルメイト』は、3月に韓国公開予定。
(記事提供=OSEN)
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