時代劇で強い存在感を示したチョン・ユミの印象とは?

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1984年2月23日に生まれたチョン・ユミは、2003年に公開された映画『シルミド/SILMIDO』で女優としてデビューした。

そんな彼女がこれまでに出演した時代劇ドラマは、『トンイ』『屋根部屋のプリンス』『イニョプの道』『六龍が飛ぶ』である。

2010年に放送された『トンイ』。女優のハン・ヒョジュが主人公であるトンイを演じ、現在でも高い人気を誇る時代劇だ。このドラマでチョン・ユミは、トンイのライバルだった女官のチョンイムという女性を演じていた。

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2012年に放送されたパク・ユチョン主演のドラマ『屋根部屋のプリンス』。このドラマは、朝鮮王朝と現代の2つの世界が舞台となっている。

チョン・ユミは、この作品で2人の人物を演じている。

1人目は、パク・ユチョン扮する朝鮮王朝の世子(セジャ)であるイ・ガクの妃のファヨンで、もう1人は現代の世界でヒロインのパク・ハの義姉のホン・セナという女性だ。

チョン・ユミ

女優としてのキャリア

ちなみに、そのパク・ハを演じているのは女優のハン・ジミンだ。

その次に出演した『イニョプの道』は2014年に放送された時代劇だ。チョン・ユミは主人公のイニョプに扮していた。
ドラマの中でイニョプは、朝鮮王朝建国の功臣だったクク・ユという人物の娘なのだが、父親は謀反の罪で処刑されてしまい、イニョプの身分は最下層の奴婢(ぬひ)にまで落ちてしまう。

そんなチョン・ユミと共演するのは、奴婢になってしまったイニョプを支えるムミョンに扮するオ・ジホ、イニョプの元婚約者であるキム・ウンギを演じるキム・ドンウクなど豪華な俳優陣が揃っている。

そして、4つ目に出演したのが朝鮮王朝建国の時代を舞台にした『六龍が飛ぶ』だ。

チョン・ユミが作品の中で演じていたのは、花事団(ファサダン)と呼ばれるところで働きながら、儒学者のチョン・ドジョンに協力する二重間者だったヨニという女性である。

以上のように、時代劇で多様な役柄に対応してきたチョン・ユミ。それだけ女優としてキャリアを積んできただけに、彼女の演技は大変印象に残るものだった。

チョン・ユミが次にどんなキャラクターを演じるのかとても楽しみ。

文=大地 康

♢チョン・ユミ プロフィール
生年月日:1984年2月23日生まれ
身長:167cm
星座:うお座
学歴:漢陽大学演劇映画科
デビュー:2003年ロッテCM<キシリトール>

☆主な出演作
『シルミド/SILMIDO』(映画、2003年)
『ダンサーの純情』(映画、2005年)
『ファン・ジニ 映画版』(映画、2007年)
『チング~愛と友情の絆~』(ドラマ、2009年)
『トンイ』(ドラマ、2010年)
『千日の約束』(ドラマ、2011年)
『屋根部屋のプリンス』(ドラマ、2012年)
『春の輪舞曲〈ロンド〉』(ドラマ、2014年)
『イニョプの道』(ドラマ、2014年~2015年)
『六龍が飛ぶ』(ドラマ、2015年~2016年)
『青い海の伝説』(ドラマ、2016年~2017年)
『ジャスティス-検法男女-』(ドラマ、2018年)
『ジャスティス2-検法男女-』(ドラマ、2019年)

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