女優パク・ボヨンが、Netflixで配信中のドラマ『未知のソウル』にて繊細な心理描写で視聴者を物語に引き込んでいる。
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パク・ボヨンは本作で、人生を入れ替えた双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレという対照的な2役を演じ、それぞれの感情を異なるトーンで描き分け、キャラクターに立体感を与えている。
先日の放送では、過去の感情を引きずるミジが酒の勢いでホス(演者パク・ジニョン)に「私もあなたが好きだった」と突然の告白をする場面が描かれ、静かなときめきを呼び起こした。
抑え込んでいた感情が爆発する瞬間を、パク・ボヨンは抑制の効いた演技で見事に表現し、複雑な内面に説得力を持たせた。
また、会社で偶然会議に参加することになったミジは、新社屋に関する報告書のプレゼンで正確な数値と論理的な説明を披露し、代表の注目を集めた。自信を取り戻していく過程を、パク・ボヨンは淡々としながらもリアルに演じた。
一方、農場を離れる決意を前にしたミレは、セジン(演者リュ・ギョンス)との会話の中で不安と諦めが入り混じった感情を吐露。わずかな言葉や視線だけで感情をにじませるパク・ボヨンの表現力が、ミレの複雑な心情を濃密に描き出した。
パク・ボヨンは登場人物同士の心理的な距離感や感情の機微を丁寧に掬い取り、それぞれのキャラクターに深みを加えている。
台詞よりも仕草や視線、呼吸のリズムでキャラクターを構築し、ミジとミレの間にある心の隔たりを繊細に表現している。
静寂の一瞬にも余韻を残す演技トーンが、ドラマ全体の没入感を高めている。
回を追うごとに変化する感情の流れを細やかに追いかけるパク・ボヨンの演技は、『未知のソウル』の核として、今後の展開への期待をさらに高める。
パク・ボヨンが主演する『未知のソウル』は、毎週土・日曜日21時20分に放送中。Netflixでも配信中。
(協力=BHエンターテインメント)
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