時代劇で「上品な女性」の代名詞といえばこの人!!ヤン・ミギョン

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ヤン・ミギョンといえば、今でも『宮廷女官 チャングムの誓い』のハン尚宮(サングン)の役で記憶にしている人が多いことだろう。とにかく、ハン尚宮の役は本当にすばらしかった。

イ・ヨンエが演じた主人公のチャングムを温かく見守り、正しい方向に導いていった。それだけに、チャングムがハン尚宮のことを最愛の師匠と信頼したのも当然だった。

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しかし、別れのシーンは本当に辛かった。濡れ衣を着せられたハン尚宮とチャングムは、済州島(チェジュド)に島流しになり、その港に行く途中でハン尚宮は息絶えてしまった。嘆き悲しむチャングムの姿は、イ・ヨンエにとっても記憶に残る演技だったことだろう。

同じく、無念の死を迎えたハン尚宮を演じたヤン・ミギョンも多くの涙を誘う別格の演技を見せてくれた。まさに、時代劇の歴史に残る名場面だったと言える。

ヤン・ミギョン

誰が見ても納得する上品さを備えた女優

このように『宮廷女官 チャングムの誓い』で絶大な存在感を見せたヤン・ミギョンは、『太陽を抱く月』ではヒロインのヨヌの母親として美しくも芯の強い女性を演じていた。

ヤン・ミギョンの場合、どんな状況になっても品のいいイメージが醸し出される。それだけに時代劇で上品な母親を演じると、本当にぴったりマッチするのだ。

このように、チャングムの師匠であったハン尚宮もそうだったし、『太陽を抱く月』でヨヌの母親を心から演じたときも、ヤン・ミギョンは誰が見ても納得する上品さを備えていた。

一方、『不滅の恋人』では、対立する2人の王子の母親を演じた。大妃(テビ)としての品格を持ちながら、息子たちに対して愛情のある厳しさを持っていた。やはり、時代劇で品格のある母親を演じさせたら、ヤン・ミギョンは最高の適役である。

これからも、ヤン・ミギョンは時代劇で様々な女性を演じてくれることだろう。その際は主人公となる男性の母親として、視聴者を大いに納得させてくれるに違いない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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